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英会話の目標設定にスピーキングテストを使ってみよう

英会話の目標設定にスピーキングテストを使ってみよう

WRITER MAKI

「英会話ができるようになりたい」「スピーキング力を身につけたい」・・・というのは、英語学習者の中ではもっともほしい英語力ではないでしょうか?

しかし、英語を話せるようになりたい、と思っていても、日本にずっと住んでいて、ネイティブとの会話の機会が少ないと、英会話学習のモチベーションを高いまま維持するのは難しいと思います。

TOEICや英検などの資格試験だと数値的な目標が設定できますが、英会話は客観的な指標による数値化などが難しかったり、期限なども基本ないので、目標が漠然としがちです。

そこで、英会話において明確な目標を設定するコツの一つとして、定期的に「スピーキングテスト」を受けるというのもおすすめです。

スピーキングテストを受ける、と決めれば、具体的な目標ができて目標に向けて勉強をするモチベーションにもなるし、目標に向けてやるべき学習が定まってきます。

また、定期的にテストを受験すれば、自分の会話力が伸びているのか、あるいは伸び悩んでいるのかがわかります。

今日は、英会話スキルの目安が簡単にわかるスピーキングテストをご紹介します。

TOEIC® Speaking & Writing Tests/TOEIC® Speaking Test

TOEIC® Speaking & Writing TestsおよびTOEIC® Speaking Testは、TOEICの運営会社が提供している公式テストです。

TOEIC® Speaking & Writing Testsは、Speaking(話す)と、Writing(書く)の2つの英語力を、TOEIC® Speaking Testは、そのうちのSpeaking(話す)に特化して英語力を測定します。

テストは、試験会場に行き、パソコンやヘッドセット・キーボードを使用して受験します。

このうちのスピーキングテストでは、国際的なビジネス環境で、英語でコミュニケーションを取るために必要な「話す」能力を測定します。

スピーキングテストは、音読問題/写真描写問題/応答問題/提示された情報に基づく応答問題/解決策を提案する問題/意見を述べる問題の6種類で構成されています。

点数評価には、英語話者が理解しやすい言葉、イントネーションで話すことができるかどうか、仕事や日常生活で必要なやりとりをするために適切に言葉を選択し、使うことができるかどうかなどが重要になります。

TOEICの知名度もあり、スピーキングテストの定番として人気の高いテストになっています。

時間:20分(スピーキングのみ)/60分(ライティング)
受験料:12,260円(SW)/6,804円(Sのみ)
受験方法:試験会場(PC)
申し込み先:http://www.iibc-global.org/toeic.html

VERSANT®

VERSANT®(ヴァーサント)は、ビジネスで使える実践的な英語力を測るテストで、スピーキングテストだけ受験することができます。

株式会社ピアソンジャパンで開発された自動言語認識システムにより、コンピュータがスピーキング力を診断する形態です。

そのため、スマホアプリやパソコンがあれば、場所や日時を問わず受験が可能です。テスト結果は、テスト終了後から数分で、インターネット上にて確認できます

国内外の大手グローバル企業での採用のほか、米国国防総省やオランダ政府移民局などの政府機関でもそのシステムが導入されるなど、世界的に信頼性の高いテストです。

約17分で「発音」「流暢さ」「語彙」「文章構文」といった面から英語運用能力を診断します。リスニング・スピーキング能力を測定します。

テストでは、ネイティブスピーカーが話す自然なスピードで流れる質問に対し、即時に回答できるか、流ちょうであるか、自然であるかなどが評価ポイントとなります。

リスニングテストとスピーキングテストが分かれているテストでは測れない、「英語を聞いてから英語で話す」という実際のシーンに沿った英語コミュニケーション能力を測るものになっています。

時間:約17分
受験料:5400円
受験方法:アプリ・PC(ブラウザ形式)
申し込み先:http://www.disc.co.jp/sp/versant/

TSST

TSSTは英語教材でおなじみのアルク社が提供する英語スピーキングテストで、英語の実践コミュニケーション力を測るテストです。

受験方法は、電話時間は約15分です。

日本人の英語学習者に適した難易度設定をしており、設問は日本語でも読み上げられます。

リスニング力による影響を排除し、純粋にスピーキング力を日本人の英会話力を測ることに適したテストになっています。

英語の運用能力について、「言語機能」「話題・場面」「構文・構成」「文法や発音の正確さ」の4つの評価基準を設けて、総合的に判断され、評価はLevel 1(初級)~Level 9 (上級)までの9段階でつけられます。

結果レポートに、評価基準ごとのコメントとアドバイスがついているので、今後どこを伸ばしていけばいいのか把握することができ、英語のレベルアップに繋げることができます。

「自分の言葉で自分の考えを発信できる」、英語でのコミュニケーション力について正確に測定することができます。

時間:約15分
受験料:8000円(個人受験)
受験方法:電話
申し込み先:https://tsst.alc.co.jp/

BULATS(ブラッツ)

BULATSはグローバルビジネスで求められる英語力を測定するテストで、スピーキングテストだけ受験することができます。

ヨーロッパを中心に、東南アジアや中国など世界中で採用されているテストです。

わが国では英語検定協会が、EUを中心に普及していたBULATSをケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge English Language Assessment)と提携して、日本向けに開発して提供しています。

実際のビジネスシーンを想定した、実務的な内容で構成されており、出題テーマは、オフィス・一般ビジネス場面、約束(会議)のアレンジ、討論、顧客の接待、売買、値段交渉・納品交渉
業務成果の説明、時事問題など、広範囲な職種に対応可能な内容で、国際的な企業から注目を集めています。

時間:約15分
受験料:6900円
受験方法:対面式
申し込み先:https://www.eiken.or.jp/bulats/

GCAS(ジーキャス)

GCAS(ジーキャス)は、英語でのビジネスコミュニケーション能力を測定する、能力評価テストです。

現在は団体受験しかできませんが、2018年度に個人受験も開始予定です。

BULATS(ブラッツ)と同じく日本英語検定協会が提供しているテストですが、内容はビジネスシーンで遭遇する状況を想定した課題が中心です。

テストを受けることでスキルアップに繋がるよう、テストパートごとの細かいフィードバックを得ることができるのが特徴です。

GCAS(ジーキャス)は、「English Language Skills 【ELS】」(英語力)および「Business Performance Skills 【BPS】」(ビジネススキル)の2つの観点で評価します。つまり、単なる英会話力だけでなく、ビジネスに直結する実践的英語力を測定することをねらいとしています。

具体的に言うと、英語力(English Language Skills [ELS]) では、「使用語彙の幅」「正確さ」「流暢さ」「やりとり」「一貫性」を、ビジネススキル(Business Performance Skills [BPS]) では、ビジネスで遭遇する可能性の高い課題を通して、英語での「発表力」「分析力」「交渉力」を測定します。

Score Report(採点結果)では、こうした英語力やビジネススキルのスコアが詳細に分析され、、自分の弱点が、基礎的な英語スピーキング力なのか、英語での分析能力、プレゼン能力なのかといったことを知ることができます。

また、学習アドバイスが記載されており、より高い英語力習得のために必要な課題を知ることができます。

時間:約15分
受験料:6900円
受験方法:試験会場(対面式)
申し込み先:https://www.eiken.or.jp/gcas/(現在は法人のみ)

JET-S(ジュニア・イングリッシュ・テスト)

JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト)は、日本では初となる小学生・中学生のスピーキングに特化したテストです。

JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト)は、米国IMET(Institute for Measurement in Education and Training)が開発した世界標準のスピーキングテストです。

米国IMETは、TOEIC®TESTやTOEFL®TESTを開発した米国ETSで、それらのテストの開発に携わったSteven A. Stupak氏が責任者として運営する機関です。

すでに韓国と中国で実施されており、とりわけ英語教育が盛んな韓国では年間十数万人が受験しています。

TOEIC®TESTやTOEIC Bridge®、TOEFL®TESTのスピーキングセクションを想定して開発されており、これらににスムーズに繋がるコミュニケーション英語能力を測る、小学生から受験できるテストです。

内容は、学校生活・キャンプ・誕生日パーティなど、小学生でも親近感のあるシチュエーションを素材として出題し、英語能力以外の影響を最小限にしています。

TOEIC®テスト、TOEFL®テストのスピーキングセクションを想定して開発されており、これらにシームレスに繋がるように作られています。

テスト問題は、その難度によって、Basic(初級)、Intermediate(中級)、Advanced(上級)、の3種類があります。

テストは完璧な発音を求められるわけではなく、多少のミスがあったとしても、より正確に情報を伝え、明確に意見や考えを述べたほうが高い評価になり、英語で「伝える力」が重視されます。

時間:JET7級~10級:30~35分/JET1級~6級:45~50分
受験料:未定
受験方法:試験会場(PC)
申し込み先:http://www.jet-japan.ne.jp/jet-s/

Skype英会話のスピーキングテスト

オンライン英会話(スカイプ英会話)の中にはスピーキングテストを会員向けにサービスしている会社もあります。体験入会でもスピーキングテストにチャレンジできるようです。
例えば、オンライン英会話で評価の高いレアジョブ英会話や、ネイティブキャンプ
などでは、スピーキングテストで上達を確認できるようになっているようです。(体験でもテストできるようです。)

WRITER この記事を書いている人

MAKI

3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。

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