英検®は、英検®にフォーカスして対策を行うことが合格への最短ルート!
すなわち、英検準1級に合格するためには、英検準1級対策の勉強法をすることが短期間で最も効率的なやり方です。
この記事では、英検準1級の対策について、おすすめの教材や問題集をご紹介しながらお伝えします。
※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
英検準1級のレベル・必要スキル・出題形式
英検準1級合格に必要なスキルは、「社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」(英語検定協会より)というものです。
英検2級合格に必要なスキルは「社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」(英語検定協会より)というもので、さほど違いがないように感じられるかもしれません。
しかし、英検2級の内容が「社会生活」に関するものであるのに対し、英検準1級は「社会性のある」内容や話題にシフトし、試される教養レベルが高くなります。
レベル目安としては、英検準1級は「大学中級程度」あるいは、「難関大学の入試程度」です。
したがって、高校3年生が、これまで学習してきた英語の基本の確認と復習をするのに最適な試験と言えます。
試験で登場する話題やトピックは、医療・テクノロジーなどの自然科学、歴史・政治などの社会科学など多岐に及びます。
英検準1級は「実際に使える英語力」の証明として高く評価され、ビジネスはもちろんのこと、とりわけ、教職など英語教育分野で評価される試験です。
英検®は、出題傾向と範囲がほぼ決まっています。
英検準1級は、出題傾向と範囲に合わせた対策をすれば、短期間で確実に攻略することができるのです。
まずは、英検準1級レベルの「語彙」と「英文法」の基本を確実に理解し覚えていくことが必要です。
そして、過去問などを中心に、出題傾向にそった勉強をすれば比較的短期間で合格できる実力を身につけることができます。
英検準1級<一次試験>の出題形式
英検準1級の一次試験の問題は選択問題(全65問、筆記試験・リスニング)と、記述式のライティング(1題)から成り立っています。
時間配分と問題数の内訳は下記のようになっています。
筆記試験 | |||
リーディング | 90分 | ||
(1) | 語彙問題(短文・会話文の語句・空所補充) | 25問 | |
(2) | 長文読解(空所補充) | 6問 | |
(3) | 長文読解(内容一致選択) | 10問 | |
(1) | ライティング(トピックについての英作文) | 1問 | |
リスニング | |||
(1) | 会話文(内容一致選択) | 12問 | 25分 |
(2) | 説明文(内容一致選択) | 12問 | |
(3) | 実生活形式(内容一致選択) | 5問 |
英検準1級合格に必要なスキル
英検準1級に必要とされる主なスキルは、以下の通りです。
以下のそれぞれのスキルを英検準1級レベルまで伸ばすための学習を行うことで、短期間の合格が可能です。
- 語彙力(英単語・熟語)
⇒英検準1級の必須単語数の目安は、8000語です。
高校・大学の教科書に出てくる単語に加え、時事英語・ビジネス分野の語彙も加わってきます。
- 英文法
⇒大学入試レベルの英文法知識を理解しておく必要があります。
- 読解力
⇒社会性のある内容の文章を理解することが求められます。内容は、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなど多岐に渡ります。
場面・状況 | 家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど |
---|---|
話題 | 学校、仕事、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、海外の文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなど |
- リスニング力
⇒ 社会性のある内容を理解することが必要です。
学校、仕事、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、海外の文化などの生活場面に加えて、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなどといったシーンや話題が登場します。
英文はすべて一度しか読まれません。
- ライティング力
⇒ 社会性のある話題について自分の意見を書くスキルが求められます。
提示されるポイントを使って、自分の考えと理由・論点(2つ)を合わせて、120〜150単語で英文を書く練習をしておきましょう。
英検準1級おすすめ対策本<まずはこれだけ!>
英検準1級に合格するために少なくともやっておきたいのは、
・英検準1級レベルの語彙対策
・英検準1級の一次試験の問題傾向にそった対策本(または過去問)
です。
英検準1級合格に必須の単語本
英検合格において、もっとも重要なのが語彙(ごい)力です。
すなわち、合格に必要なレベルの英単語と英熟語を身につけておくことです。
英検準1級の単語は、中学レベルが完全にマスターできていれば大丈夫!
英検準1級の語彙対策は、以下のものがテッパンです!
「英検準1級 でる順パス単」は、英検準1級に出題されやすい単語を効率よく覚えられます。
無料音声ダウンロードのサービスがあるので、音声を使って正しい発音で覚えていきましょう!
例文も使って、英検準1級の単語を効率よく覚えることができる構成になっています。
英単語のおすすめの勉強法は、聞く&声に出すを何度も繰り返して覚えることです。
英単語は反復が基本!
1回で全てを覚えるのは難しいので、最低10回はくりかえしましょう!
英単語・熟語は、第1問の語彙問題だけでなく長文読解にも必要です。
なるべく単語を覚えて語彙力を増やすことで、英検準1級のみならず、TOEICなどの他試験の対策と攻略にも繋がりますし、
将来的に1級を目指すのであれば準1級の単語・熟語のマスターは必須と言えます。
また、「出る順 パス単」はアプリ版もあります。
有料アプリですが、書籍版と併用して活用すると効率よく英単語のインプットができるので、とてもおすすめです!
英検準1級の解法をマスター!長文読解・リスニング対策に♪
英検には、英検を解くためのポイントがあります。
まずは、英検準1級の問題形式をしっかり把握し、効率よく解くためのポイントをマスターしましょう!
これは、1日30分 × 25日間で完成させる、英検準1級の一次試験対策の問題集です。
1日の学習時間を30分程度として、1日の学習範囲が決まっているので、25日分の学習をいつやるか決めるだけで学習計画が立てやすくなっています。
1日1ページずつ進めていくと25日間で1冊やりきることができます。
この問題集では、とくに英検準1級のための長文読解やリーディング対策を、英検の問題形式を使って練習するができます。
問題形式ごとに解答のポイントをおさえ、英検と同じ形式の練習問題を解くので、効率よく英検対策ができるのです。
最低でも3回は繰り返して満点取れるぐらい取り組むことをおすすめします。
英検準1級の過去問で本番対策を!
英検は過去問に取り組んでおくことが重要です。
なぜなら、過去問に取り組むことは、英検の問題パターンに慣れたり、本番でのタイムマネジメントの練習になったりと、多くのメリットがあるからです。
さらにいうと、英検は過去に出た問題が繰り返し出題されている(とくに語彙)ので、過去問を解いておくことが得点アップにつながります。
英検対策において、過去問は侮るなかれ!
英検は、過去問に類似する問題が出題される可能性が高いんです。
過去問は英検のサイトでも入手できますが、市販のものを使うことをお勧めします。
市販の過去問には、丁寧な解説や解法のポイントが書かれているからです。
過去問は、ただ解くだけではなく、間違えた問題はしっかり解説を読み、なぜ間違えたのか、そして正解を確実に選ぶための根拠をしっかり理解することが大切です。
解法のポイントをしっかり理解した上で問題に取り組むことにより、正答率が高まります。
また、ここでわからなかった単語は、抜き出して覚えるようにしましょう。
英検は、過去に出題された英単語が何度も出題される傾向があります。
1回といわず、2回、3回と回数を重ねて解き、満点がとれるぐらいに完璧に仕上げておくことをおすすめします。
英検準1級合格を確実にするための追加オプション!弱点補強の対策本
もし文法などで不安があるなら、以下にご紹介する教材を使って、弱点を補強することをおすすめします。
文法対策
もし、英検準1級の範囲の文法、すなわち大学受験レベルの文法が理解不足出会ったり、苦手意識のある分野があるのであれば、高校英文法の基礎をしっかり固めておくことを強くおすすめします。
これを疎かにすると、長文で正確かつスピーディに読めず、論理的に正答を導久野が難しくなります。
英検2級の文法範囲は、高校英文法ですので、高校英文法の基礎を一通りサクッと復習できるこちらがオススメです。
高校レベルの英文法の超基本をさらっと復習できるので、高校英語に不安があるなら、1〜2週間でざっと復習して、英文法の穴をなくしておきましょう!
英検準1級のライティング(英作文)対策
英検準1級のライティング(英作文)はしっかりとした対策が必要です。社会性のあるトピックが題材になるので、幅広い分野での知識をインプットしつつ、実際に書いてみて練習しておくことをお勧めします。
英検準1級のライティング(英作文)対策はこちらがオススメです。
準1級の英作文の対策をする中でまずはじめに取り組むべきこど、それは、英作文問題ではどんな問題が出題され、どのように答案を書けばよいかをマスターすることです。
この本では、英検準1級に出てくる問題が4つの分野に分類・整理して解答例とともに紹介されています。英作文の書き方、テンプレート、ポイント・書くための英語表現(語彙など)がトータルに学べます。
音声をダウンロードして日常的に聞くことで、リスニングのトレーニングにもなります。
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以上、英検準1級対策の勉強方法とおすすめの参考書のご紹介でした。
以上でご紹介した参考書・問題集は、1回のみならず繰り返し解くこと、できれば3回は通して解法を完全に理解しておくようにしましょう!
(注)このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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WRITER この記事を書いている人
MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
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