英会話をできるようになりたいなら、英語日記は最強です。話したいことが思うように口から出てこないと悩んでいる人。まず、話す前にちゃんと書くことができていますか？今回は英会話力を伸ばすための「英語日記の効果」と「書き方の基礎」をわかりやすくお伝えします。

本記事は「基礎編」「実践編」、そして英語中級者がより会話力を伸ばしていくための「応用編」の３編構成でお届けします。ご自分のレベルに合わせて読んでいただいても良いですが、より力をつけたい方は全編お読みいただくことをおすすめします！

英語日記とは

英語日記とは、その名の通り英語で日記を書くことです。英会話・スピーキングを伸ばそうと思ったら、この英語日記は大変有効で、英語日記の学習に関する本は数多く出版されています。

「自分の言いたいことをなかなか英語にできない…」
「思うように口から出てこない」

このような悩みを解消するのに最適なのです。
そもそも、英語を口に出す…の前段階として、

まずは書けますか？

ということが非常に重要です。

①自分の日常について、まずはきちんと書くことができる 
②それを話すことができる 

この順番で練習していくと、無理なく英語が話せるようになっていきます。なぜこの順番かというと、話すよりも書く方がハードルが低いからです。 

「書く」ときは「話す」ときよりも時間的な余裕があり、思考の整理ができます。

書くときはじっくり時間をかけて考えながら文を組み立てられますが、 話すときは相手がいるので、あまりじっくり考えている時間はありませんよね。 ポンポンと言葉が出てこないと会話が成り立ちません。 

ですから、まずは書けることが先なのです。そして書く練習に最適なのが英語日記です。

英語日記にはどんなことを書けばいいの？

普段日本語で日記を書くときは自由に書けるけれど、英語日記となると急に何を書けば良いのかわからなくなり筆が止まってしまうこともあるかもしれません。

でも難しく考えなくて大丈夫です。

1日を振り返って何をしたのかを書き出しましょう！

この時、事実（～に行った、～をした）だけではなく、そのときの詳細な様子や感情を具体的に、感想を交えながら書けるとさらにGoodです。ストーリーを描くように意識して書いてみましょう。

１日の出来事だけでなくても構いません。

例えば、

・自分の趣味や好きなこと
・週末の予定
・夢や目標

などを書いてみる日があってもよいでしょう。自分のことを自由に書いてみましょう。

英語日記はスピーキング力の土台作り

「英会話ができるようになりたい」
「日常会話ができるようになりたい」

と思っている人にとって、英語日記はスピーキング力の土台作りとなってくれます。

自分に必要な英語表現のストック集に

日記には、日常のことや、自分の思い・考えを書きますよね。一方で日常英会話は「自分の日常について話す」ことです。

両者は同じことで、自分について「書く」か「話す」かの違いです。

まず自分が普段やっていることや考えていることを書けるようになれば、次第にそれについて話せるようにもなっていきます。

書くことは、記録が残るということ。英語日記には、自分に必要な英語表現を書き溜めていくことができるので、自分だけの英会話の参考書ができあがります。

語彙力・表現力のアップに

また、英語日記を書くことで語彙力や表現力が身につき、英語で考える練習にもなります。
英語日記で日常を記し、それを元に自分のことについて話す。この積み重ねで「英語で雑談」ができるようにもなっていきます。

英語日記はビジネス英語にも役立つ

仕事での英語力を上たい人は、自分が携わっているプロジェクトについて日記を書いてみるのもおすすめです。

または、今日やった仕事について日記を描いてみるのも良いです。業務日誌を英語で書くようなイメージです。

自分が話せるようになりたいジャンルのことを日記に書くことは非常に効果的です。

ちょっと面白い例えがあります。お笑い芸人さんはネタ帳にコントなどのネタを書きますが、実は英語日記にもこれと同じ効果があるのです。

芸人さんたちは、面白い話をネタ帳に書き溜めていますが、慣れてくると即興でも面白いことが言えるようになっていくらしいのです。

これは日常会話でも同じことが言えます。

自分が日常会話で話したいことや伝えたいことを、まずは書けるようになりましょう。 慣れていくと、書かなくても英語で話せる状態になっていきます。 

実際に英語日記を続けた人の声

これは私の受講生さんの体験談なのですが、実際に英語日記を書き続けたことで驚くほど成果が出た方たちがいます。その一部をご紹介します。 

ママ友と、英語で３時間も雑談をできるようになった主婦

海外在住のクライアントさんで「外国人のママ友と会話ができるようになりたい」という お悩みを持っている方がいました。

その方に英語日記を毎日書いていただくことにしました。

ママさんの日記なので、内容はだいたい

・お子さんのこと
・ご主人のこと

など、毎日毎日同じようなことを書いておられました。

それを続けた結果、

普段日記に書いているような内容は実際の会話でも話せるようになったのはもちろんのこと、日記に書いていない内容のことでも英語で話せるようになったのです！！

「外国人のママ友と３時間も雑談できちゃった！」
「しかも、言いたいことの９割は英語にできていた！」

こんな嬉しい報告をいただきました。

職場で簡易通訳を任されるようになった会社員

仕事で英語力がもっと必要だという社会人の方もいました。

その方には、

「今日はお客様とこういう話をした」
とか、

「仕事でどんなことがあったか」
とか、

そういったことを毎日英語日記で書いてみてくださいとお伝えしました。

毎日書き続けた結果、 仕事で英語が使えるようになり、

「職場で簡易通訳を任されるようになった」

という驚きのご報告がありました！

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このように、英語日記を続けることで、飛躍的に英会話が上達することがおわかりいただけたでしょうか。

なぜこんなにも効果的なのかというと、英語日記を通して、自分のことについて話す材料がそろうからです。

自分について話すときのボキャブラリーブック（自分だけの単語本）ができるというわけなのです。

英語日記のコツ

英語日記をせっかく始める人に、覚えておいてほしいコツがあります。

まず一番大切なのは、

少量で良いからとにかく継続すること！

英語日記を始めるときは、長時間取り組むよりも、

・短い時間
・少ない量で良いので続ける

これが大切です！

もちろん毎日書けたら理想的ですが、数日おきなど、頻度をあけて取り組んでも構いません。
とにかく継続するほど効果が大きいので、自分に続けられる量や時間を考えて取り組んでみましょう。 

覚えた単語は日記でアウトプット！

普段から英語学習をしている人は、なるべく覚えた文法や単語を使って日記を書くよう意識してみましょう。

英語を身につけるのに一番重要なのは、学んだことを実際に使ってみることです。
INPUT→OUTPUTすることで、自分の英語としてしっかり身に付いていきます。

英語日記を添削してもらおう

英語日記はただ書いて終わりではなく、誰かに添削してもらえるとより効果が上がります。 

添削されないと、間違いに気づきにくいものです。

添削されることで、より良い表現方法に気づくことができたり、改善点が見つかってより力がつきます。

もし、文法の間違いが多いなら、その分野を復習したり質問したりして、疑問はその場で解消しましょう！

そして添削されたものを音読することもおすすめです。正しい表現が自分のものとして定着していきますので ぜひやってみてください。

「身近に添削してくれる先生がいない」
「自分の日記を人に読まれるのは恥ずかしい・・」

こんな人には、 ChatGPTに添削してもうのがとってもおすすめです！

ChatGPTならいつでも自分の都合の良い時に添削してもらえるし、精度の高い添削をしてくれるし、秘密も守ってくれます（笑）

ぜひ活用してみてくださいね。

ChatGPTの使い方はこちらの記事を参考にどうぞ 
↓↓↓

英語学習に革命をもたらす？！チャットGPTの５大活用法

ChatGPT-4oで英会話！使い方とスキルアップ活用法

まとめ

スピーキング力を伸ばすために、英語日記がこんなにも効果的だということがお分かりいただけたでしょうか？

「私も英語で雑談ができるようになりたい！」
「仕事でも英語力を活かせるようになりたい！」

と思う方はぜひやってみてくださいね。

他の学習と同様に、何事も継続が一番のポイントです。 短い時間でも良いです。 毎日できなくても大丈夫です。 隙間時間などを上手に活用して、英語日記を是非やってみてはいかがでしょうか？ 

次は、英語日記の実践編をお届けします！

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