【完全ガイド】TESOLとは?取得方法や難易度・注意点などを徹底解説
英語を教える仕事に興味がある人や、英語コーチ・講師として活動したいと考えている人の中には、TESOLという言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。興味はあるけれど、実際の内容や難易度、取得方法などが分からない、具体的に知りたいと思っている人はいませんか。
この記事では、TESOLの概要やレベル、取得にかかる期間や費用、メリットや注意点などを分かりやすく解説します。TESOLについて正しく理解し、具体的な検討に進みたい人はぜひ最後まで読んでみて下さい。
目次
1 TESOLとは

まずは、TESOLの概要や、受講するのに必要な条件、期間、費用などを解説します。
1-1 TESOLとは学問分野
TESOLとは、Teaching English to Speakers of Other Languages(英語を母語としない人に英語を教えること)の略で、英語を母語としない学習者に英語を教えるための理論と実践を扱う学問分野です。教育学部や医学部のような学問分野の一つで、その中身やレベル、カリキュラムの質は受講する機関によって異なります。
TESOLでは、英語という言語の構造を分析する言語学、効果的な教え方を考える教育学、そしてその両方を現場に応用する応用言語学などの知見をもとに指導法を組み立てます。
さらに、第二言語習得研究と呼ばれる領域も重要な土台です。これは、人が母語以外の言語をどのように習得するのかを研究する分野で、学習者のつまずきポイントや成長の伸び方を理論的に説明するための根拠になります。
TESOLは理論だけを扱う分野ではありません。授業設計や指導法、評価方法など、現場で活用するための実践的スキルも含みます。理論と実践の両方を体系的に学ぶことで、感覚ではなく根拠に基づいた指導ができるようになるのです。
1-2 必要となる英語力の目安
TESOLのコースを受講するには、一定レベル以上の英語力が求められます。目安としては、CEFRでB2からC1程度。資格試験で言えば、TOEIC800点以上、IELTS6.0〜6.5以上、英検であれば準1級レベルが一つの安心ラインになります。
なぜこれほどのレベルが必要かというと、授業や課題が全て英語で行われるからです。講義資料を読み込んだり、ディスカッションに参加したり、レポートを書いたり、模擬授業を行ったりと、英語を使う場面が多々あります。読む・書く・聞く・話すの4技能をバランスよく求められるのが特徴です。英語を使って学ぶ経験が少ない人にとっては、最初は負荷が大きく感じられるかもしれません。
一方で、このレベルをクリアして学び切ることができれば、英語運用力もさらに磨かれます。さらに英語を教える側としての視点が加わることで、自身の英語理解もさらに深まっていくはずです。
2 TESOLのコースを受講するには

ここでは、TESOLのコースを受講するための条件や期間、費用の目安を解説します。
2-1 受講の必要条件
TESOLのコースの受講条件は、提供機関によって異なります。最終的には、各機関の募集要項を必ず確認しましょう。ここでは一般的な条件について見ていきます。
TESOLコースを受講する際に、まず重視されるのが英語力です。前述の通り、CEFRでB2〜C1程度、TOEIC800点以上が一つの目安になることが多く、IELTSなどのスコア提出を求められるケースもあります。
学歴については、Certificate、Diploma、MA TESOLと受講するレベルで変わり、目安としては以下の通りです。
- Certificate:高卒以上で受講可能。
- Diploma:大学卒業の学士号が求められることが多い。大学院レベルのPostgraduate Certificate/Diplomaでは、学士号が必須となる。
- MA TESOL(修士課程):大学卒業資格に加えて一定の英語スコアが正式条件。
年齢制限は基本的にありません。海外のTESOLコースでは20代から50代以上まで幅広い受講生が在籍しています。
教育経験については、必須ではないことがほとんど。既に英語を教えている人や、教育現場で働いている人向けに設計されたコースや、逆に未経験者向けに基礎から指導法を学べる内容を用意している機関などもあるため、自分に合ったコースを探せます。
2-2 取得にかかる受講期間
TESOLの取得にかかる期間は、受講するコースのレベルによって大きく異なります。目安は次の通りです。
- Certificate:4週間の短期集中から、数ヶ月のパートタイムコースまで。
- Diploma:半年〜1年程度。
- MA TESOL:フルタイムコースで約1年、パートタイムコースで約2年。
パートタイムコースは、週1〜3回、1回2〜4時間程度の授業形式が一般的です。一方、フルタイムコースは1日4〜8時間、週5日の集中的な授業が行われます。
2-3 受講費用
TESOLの受講費用も、受講するコースの形式やレベルによって変わります。目安は次の通りです。
- Certificate:約10〜50万円。オンラインだと安めで対面だと高めになる。
- Diploma:約50〜100万円。
- MA TESOL:国内年間約80〜120万円、海外はさらに高額になる場合もある。
海外で受講する場合は、学費に加えて渡航費や滞在費、ビザ申請費用などが必要になります。また、教材費や試験料、登録料なども別途発生します。費用は学費だけで判断するのではなく、トータルコストで考えることが重要です。
3 TESOLを通して学べること

TESOLは、英語を教えるための理論と実践を結びつけながら、体系的に深く学ぶプログラムです。ここでは、具体的にどのようなことが学べるのか、教授法、第二言語習得理論、そして教育実習の3つの観点から見ていきましょう。
3-1 英語教授法
TESOLで中心となるのが、英語をどう教えるかという教授法の理解です。単に文法や単語を説明するのではなく、学習者が実際に英語を使いながら学べるよう授業をどのように設計するかを考えます。
将来、学習者に英語を教える場面を想定し、目標設定から導入、本活動、振り返りまでを一貫して組み立てる方法も学びます。なぜその順番なのか、どの活動がどの技能を伸ばしているのかを細かく説明できる力も求められます。思いつきではなく、根拠をもって授業を設計できるようになるのがTESOLで身につく大きな強みです。
3-2 英語教育における第二言語習得理論
TESOLでは、第二言語習得理論も重要な柱になります。第二言語習得理論とは、人が母語以外の言語をどのように身につけていくのかを研究する分野です。どの順番で理解が進むのか、どんな条件で伸びやすくなるのかを理論的に整理します。
例えば扱われるテーマとしては、インプットの量と質はどれほど必要なのか、間違いはすぐ直すべきか、それともある程度見守るべきか、動機づけは成果にどの程度影響するのかなどです。こうした視点を持つことで、学習の進み方が人によって違う理由や、停滞が起きる背景を冷静に捉えられるようになります。
理論を知らないと、うまくいかない原因を単なる努力不足と考えてしまいがちです。しかし理論の枠組みがあると、インプットが足りていないのか、アウトプットの機会が不足しているのか、あるいは心理的な要因なのかを分析できます。現場での質の高い判断を高める土台となるのが第二言語習得理論です。
3-3 実践力を養う教育実習
教育実習があることも、TESOLの大きな特徴の一つです。実践重視のプログラムでは、模擬授業や実際の学習者を対象とした指導実習が組み込まれています。
模擬授業では、自分が設計したレッスンを実際に行い、その後に講師や他の受講者からフィードバックを受けます。話し方や板書、指示の出し方など細かな点まで指摘を受けるため、自分の課題がはっきりします。
フィードバックは時に厳しく感じることもあるでしょう。しかし、理論だけを学んでいても、実際に人前で教える経験がなければ対応力は身につきません。実習を通して、想定外の質問への対応や、学習者の反応に応じた柔軟な軌道修正力が養われ、現場での実践力が養われます。
4 TESOLはどんな人に向いている?
TESOLは、英語を指導するための土台を体系的に学べる環境があるため、英語を教えることに興味がある人や、将来、英語コーチや講師として活動したいと考えている人に向いています。自己流ではなく、理論と実践の両面から教え方を整理したい人にぴったりです。
また、英語力を活かして副業やキャリアチェンジを考えている人にも相性が良いでしょう。英語を使えるだけでなく、教えられる力があるという証明は、活動の幅を広げる後押しになります。
国内外で英語教育に携わりたい人や、将来、英語で人の役に立つ仕事がしたいと考えている人にとっても、TESOLは意味のある選択肢の一つになるはずです。
5 TESOLコースの受講形式の比較

TESOLのコースの受講方法には、複数の選択肢があります。代表的な受講形式の特徴と、メリット・デメリットなどを見ていきましょう。
5-1 国内
国内でTESOLのコースを受講する場合、日本にいながら学べる点はメリットです。社会人として働きながら受講できるプログラムも多く、生活基盤を大きく変えずに挑戦できます。
渡航費や滞在費がかからず、費用を抑えやすいことも利点です。また、日本語でのサポートが受けられることもあり、初めて専門分野を学ぶ人にとっては安心感があります。
一方で、海外と比べるとコース数や内容など、選択肢はやや限られるのがデメリットです。仕事や家庭を優先しながら専門性を高めたい人、まずは無理のない形で挑戦したい人には国内受講が向いています。
5-2 海外
海外でのTESOLの受講は、英語環境の中で学べるのが大きな利点です。講義だけでなく、日常生活も含めて英語を使う機会が増えるため、英語運用力の向上も期待できます。
さらに、国際色豊かなクラスメイトとの交流や、現地での教育実習の経験ができることもメリットです。海外で働くことを視野に入れている人にとっては、実践的なネットワークづくりにつながる良い選択肢でしょう。
一方で、費用は高くなりがちです。学費に加えて渡航費や滞在費が必要になり、まとまった時間も確保しなければなりません。家族や仕事の都合で長期滞在が難しい人にとってはハードルが高くなります。しかし、将来的に海外で教えたい人や、環境ごと変えて挑戦したい人には適しています。
5-3 対面
対面で行われるコースは、決まった時間に教室へ通って講義や実習を受ける形式です。講師や受講生との直接的なやり取りが多く、臨場感のある学びが特徴です。
メリットは、その場で質問できることや、模擬授業のフィードバックを対面で受けられる点。仲間と切磋琢磨しながら学ぶ環境は、モチベーションの維持にもつながります。
一方で、移動時間がかかることや、スケジュールが固定される点はデメリットです。仕事が不規則な人や遠方に住んでいる人には負担が大きくなります。学習環境を強制的に整えたい人や、対面での指導を重視する人には対面のコースが向いています。
5-4 オンライン
オンラインで行われるコースは、場所を選ばず受講できるのが特徴です。ライブ授業に参加するタイプや、録画講義を視聴するタイプなど形式もさまざま。
時間や場所の制約が少ないため、仕事や家庭との両立もしやすいでしょう。オンライン形式でコースを開講している海外の機関を選べば、日本にいながらの受講が可能です。
一方で、対面ほどの強制力がないため、計画的に学習を進めるよう自己管理が必要となります。実習機会が限られる場合があるため、事前に内容の確認をしっかりしましょう。
働きながら専門性を高めたい人や、遠方に行けない人にはオンラインのコースが向いています。
5-5 語学スクール
語学スクールが提供するTESOLコースは、比較的短期間で修了できるプログラムが多いのが特徴です。メリットは、実務寄りの内容を効率的に学べる点です。教育実習や模擬授業が組み込まれている場合もあり、現場を意識したトレーニングが受けられます。
一方で、学術的な理論研究までは深く扱わないことがあるので、事前に学べる内容を確認しましょう。修士号のような学位は取得できないため、研究職や大学教員を目指す人には物足りないかもしれません。
早く現場に立ちたい人や、実践力を優先したい人に向いています。
5-6 大学や大学院
大学や大学院でのTESOLコースは、学術的な体系を重視した内容が特徴です。特にMA TESOL(修士課程)では、研究論文の執筆や理論の深掘りが求められます。
メリットは、学位としての信頼性が高いことです。将来的に大学や教育機関でのポジションを目指す場合には、大きな強みになります。
一方で、取得までの期間は長く、費用も比較的高額です。課題量も多いため、相応の覚悟が必要となるでしょう。長期的に英語教育の専門家としてキャリアを築きたい人、研究にも関心がある人には大学や大学院のコースが適しています。
6 TESOLのコースの選び方

TESOLのコースは種類が多く、どういう軸で選べば良いか迷う人が多いでしょう。ここでは、選び方の4つの視点を紹介します。
6-1 確保できる時間で選ぶ
TESOLコースを選ぶ際にまず考えたいのが、どれだけ学習時間を確保できるかという点です。時間に余裕があり、短期間で資格取得を目指したい人は集中型が向いています。忙しい社会人や子育て中の人には、長期分散型が受講しやすいでしょう。
短期集中型のコースでは、1日6〜8時間の授業や、取り組まないといけない課題もあり、数週間は学習中心の生活になります。短期集中のメリットは、短期間で一気に力を伸ばせることです。没頭できる環境が整えば、理解も深まりやすくなります。ただし、仕事や家庭との両立は難しく、授業に集中する時間と余裕がない人にとっては負担が大きいでしょう。
一方、長期分散型のコースでは、週に数時間ずつ学習を進める形式が一般的です。数ヶ月から1年以上かけてじっくり学ぶため、本業を続けながらでも取り組みやすいという利点があります。その分、自己管理力も必要です。
6-2 留学か国内かで選ぶ
TESOLを取得する際、留学か国内受講かも大きな判断ポイントになります。海外での就労を明確に目指す人には留学が向いています。専門性を身につけたい人や、副業や英語コーチングに活かしたい人にとっては、留学も良いですが、国内受講も現実的で良い選択肢でしょう。
留学の場合、英語環境に身を置けることが最大の特徴です。講義だけでなく日常生活も英語中心になるため、言語の運用能力自体を高めやすい環境と言えます。現地での教育実習や国際的なネットワークづくりができる点も魅力です。ただし、まとまった時間と費用が必要になります。休職や退職を検討しないといけないケースもあり、家族や生活面の調整も含めて慎重に考える必要があります。
一方、国内での受講は生活基盤を大きく変えずに挑戦できる方法です。最近では海外機関のオンラインコースも増えており、日本にいながら国際基準のプログラムを受講できるケースもあります。
6-3 費用で選ぶ
TESOLのコースは費用の幅が大きいため、予算も重要な判断基準の一つです。オンラインのCertificateコースであれば数十万円程度から受講できますが、海外留学や大学院課程になると総額で数百万円規模になることもあります。
大切なのは、単純な金額だけで判断しないことです。将来どのように活かしたいのかによって、必要な学びのレベルは変わります。大学教員や研究職を目指す場合は、修士課程を取る方が近道かもしれませんし、英語コーチや民間スクール講師として活動するのであれば、Certificateコースで十分かもしれません。目的と費用のバランスを見極めましょう。
6-4 対面かオンラインかで選ぶ
TESOLのコースを選ぶ際には、対面かオンラインかの形式も検討ポイントです。対面授業は、模擬授業の臨場感や講師・受講者との直接的なやり取りが刺激になります。その場でフィードバックを受けられるため、理解のズレにも気付きやすいでしょう。
一方、オンラインは柔軟性が強みです。移動時間が不要で、どこでも受講できるため、忙しい人も取り組みやすいと言えます。動画による講座であれば、時間の制約もなく、自分のペースで進めることが可能です。
最終的には、自分の生活リズムや学習スタイルに合うかどうかが判断基準になります。無理なく続けられる形式を選ぶことが、継続の鍵になります。
7 TESOLを取得するメリット

ここまで、TESOLの内容や受講形式、選び方について整理してきました。では、実際に取得することでどのような変化が期待できるのでしょうか。ここでは、TESOLを取得することで得られる具体的なメリットを見ていきます。
7-1 英語教授法のプロになれる
TESOLの大きな価値は、英語教授法を体系的に理解できることです。感覚や経験だけに頼るのではなく、なぜその指導法が有効なのかを理論的に説明できるようになります。
レッスンの設計においては、目標設定から活動内容、評価までを一貫した流れで組み立てる力が身につきます。また、実習を通して現場を想定した実践力を磨ける点も大きな利点です。英語教授法の専門性を体系的に学び、その力を証明するTESOLは、指導者としての信頼の土台になります。
7-2 副業・キャリアの幅が広がる
TESOLを取得することで、英語を活かした働き方の選択肢が広がります。専門性を軸に、英語コーチング、オンライン英語講師、企業向け研修など、さまざまな形で価値の提供ができるでしょう。最近は在宅で指導する働き方も一般的で、副業として週に数時間活動することも可能です。 TESOLは、将来英語力を収入につなげるための、大きな後ろ盾になります。
7-3 海外の教育現場でも活躍できる
TESOLは、海外で英語を教える際も評価される資格です。語学学校やインターナショナルスクールの採用条件に、TESOLが含まれることがあります。国や機関によっては、一定時間以上のTESOL修了証が就労ビザの要件となる場合も。
英語力に加えて、指導力を証明できる客観的な資格があることは、海外で働く上での大きな強みです。国内にとどまらず活動の場を広げたい人にとって、TESOLは選択肢を増やす助けとなります。
8 TESOL取得の際の注意点

TESOLの取得を検討する際に、あらかじめ知っておきたい注意点もあります。ここでは、受講前に理解しておきたいポイントを見ていきましょう。
8-1 発行機関によって内容・評価が異なる
TESOLは、1つの団体が統一の基準で発行している資格ではありません。そのため、発行機関によってカリキュラム内容や実習時間、指導の質に差があります。例えば、同じ教育学部でも、どの大学で学ぶかによって内容や社会的評価が異なるのと同じで、TESOLもどの機関で修了するかが重要になります。
コースを選ぶ際は、価格や期間だけで判断しないことが大切です。実習の有無、講師の経歴、卒業生の進路なども確認しておきましょう。評価の高い機関を選ぶことが、将来的な信頼につながります。
8-2 資格取得だけでは指導力は身につかない
TESOLで理論や教授法を学ぶことには大きな価値があります。ただし、資格を取得しただけで優れた指導者になれるわけではありません。
実際の教育現場では、学習者の反応はさまざまで、計画通りに進まないことも多々あります。その場で判断し、柔軟に対応する力は、実践を重ねる中で少しずつ養われていくものです。
資格を取得したあとも、自身の指導内容を振り返り、改善を続けることで本当の指導力が磨かれていきます。
8-3 仕事や収入につながるまで時間がかかる
TESOLを取得したからといって、すぐに安定した仕事や収入が得られるとは限りません。
特に個人で活動する場合は、集客やブランディングの視点も必要で、実績づくりには時間がかかります。語学学校での仕事などに応募する場合でも、経験者が優先され、最初はアシスタントやパートタイムから始めるケースも少なくありません。
TESOLは、短期的な成果につながるものというより、専門性を高め、中長期的にキャリアを築くための土台です。取得後の数年をどう積み重ねるかまで見据えて計画を立てることが大切です。
9 TESOL取得後の活用法
TESOL取得後の進路は、さまざまです。英語コーチとして学習設計や伴走支援を行う働き方もあれば、語学学校やオンラインスクールで英語講師として指導する道もあります。企業向けの英語研修や、教材開発・カリキュラム設計など、英語教育に関わる仕事へ広げていくことも可能です。
e-LIFEWORK代表の川崎はCELTAを取得しています。TESOL分野の中でも認知度の高いケンブリッジ大学英語検定機構認定の英語教授法資格で、国際的にも信頼されているものです。CELTA取得後は、これを土台に自身はTOEIC960点、英検1級を取得し、さらに2,000人以上を指導してきました。
ただし、資格を取得しただけで仕事が広がるわけではありません。専門性に加えて、どう強みを打ち出すか、どのように価値を届けるかという視点が欠かせません。英語力と指導力を、仕事として形にしていく力も必要になります。TESOLはゴールではなく、専門性の出発点です。取得後の行動次第で、キャリアの広がりを左右します。
10 TESOL以外の英語教授法に関する資格

ここでは、TESOLと併せてよく比較されるTEFL・TESL、そして国際的に評価の高いCELTAやDELTAについて紹介します。
10-1 TEFL・TESL
TEFLとTESLは、英語を教えるための教師養成資格の名称です。TESOLとほぼ同じ内容を扱いますが、「どの環境で教えるか」によって呼び方の使い分けがされています。
TEFLはTeaching English as a Foreign Language(外国語としての英語教育)の略です。英語が公用語でない国で英語を教える場合に使われ、日本や韓国のように、英語を外国語として学ぶ環境が該当します。
一方、TESLはTeaching English as a Second Language(第二言語としての英語教育)の略です。英語が日常的に使われている国で、移民や留学生など英語を第二言語として学ぶ人に教える場合に用いられます。
両者の違いは、教える対象者の違いにありますが、学ぶ教授法や理論は大きく変わらないことが多いのが実情です。そのため、両方をまとめてTESOLと呼ぶケースが少なくありません。
10-2 CELTA
CELTAはCertificate in Teaching English to Speakers of Other Languages(英語を母語としない人に英語を教えるための資格)の略で、ケンブリッジ大学英語検定機構認定の英語教師資格です。TESOL分野に属する資格の一つで、特に国際的な認知度と信頼性が高いことで知られています。TESOLが学問分野の名称であるのに対し、CELTAはその中に位置づけられる具体的な教師養成プログラムです。
CELTAは世界中どこで受講してもカリキュラムや評価基準が統一されている点が特徴です。指導実習を特に重視しており、実践力を集中的に鍛えられます。本格的に英語を教える力を身につけたい人や、海外での指導を視野に入れている人に向いている資格です。
10-3 DELTA
DELTAはDiploma in Teaching English to Speakers of Other Languages(英語を母語としない人に英語を教えるための上級資格)の略で、ケンブリッジ大学英語検定機構が認定する上級英語教師資格です。CELTAの上位資格に当たり、より高度な専門性が求められます。
主な対象は、既に指導経験のある講師です。授業の分析・改善力や、カリキュラム設計、他講師への指導力などが求められます。教育現場でリーダー的役割を担いたい人や、講師育成・アカデミック分野を目指す人に適した資格です。
11 英語で人生の可能性を広げたい人へ|e-LIFEWORKのサポート体制

TESOLを学ぶことは大きな一歩ですが、その前後で「どう英語力を伸ばすか」「どう仕事につなげるか」まで考えられている人は多くありません。ここでは、英語力の底上げからキャリア構築までを支援するe-LIFEWORKのサポート体制について紹介します。
11-1 英語力をもっと伸ばすなら|e-LIFEWORKのコーチング
e-LIFEWORKの英語コーチングは、最短距離で成果を出すことに徹底的にこだわった伴走型サービスです。英会話レッスンを提供するスクール型とは異なり、一人ひとりの現在地・目標・生活リズムを細かく分析し、ゴールから逆算して完全オーダーメイドの学習設計を行います。
教材選びから日々の進捗管理、モチベーション維持まで一貫してサポートするため、独学で伸び悩んできた人でも学習が止まりにくい環境が整っています。
指導を担当するのは、CELTAを保有する代表・川崎真希。TOEIC960点、英検1級、2,000人以上の指導実績を持ち、理論と実践の両面から再現性の高い指導を行っています。
TESOL受講を検討しているものの英語力に不安がある場合、事前に土台を整えておく必要があります。TESOLでは英語で専門内容を学ぶため、英語で理解し、考える力が求められるからです。準備段階では、CELTA保持者である川崎から直接コーチングを受けるという選択肢も有効です。
11-2 英語力を仕事につなげるなら|e-LIFEWORKの英語コーチ養成講座
TESOLを取得した後、次に課題となるのは、それをどのように仕事へ発展させるかという点です。e-LIFEWORKの英語コーチ養成講座は、英語力を収入につなげたい人のための実践型プログラムで、コーチング技術やカリキュラム設計力に加え、集客スキルも体系的に学べます。
講座内では模擬セッションや添削、個別フィードバックを通じて実践力を磨きます。受講中から有料クライアント獲得を目指す仕組みがあり、卒業後も相談やサポートが継続するのも特徴。実際に、副業として収入を得始めた人や、40〜50代から英語コーチとして活動をスタートさせた受講生もいます。
TESOLで身につけた教授法の知識にコーチング力とビジネス設計力が加われば、英語の仕事の可能性はさらに広がります。資格取得をゴールにせず、その先のキャリアまで見据えたい人にとって、現実的な選択肢の一つになるでしょう。e-LIFEWORKでは無料のプレセミナー・説明会もあるので、興味がある人はぜひ気軽にご参加下さい。
12 まとめ|英語指導力にコーチング力もあれば英語の仕事の幅が広がる
TESOLは、英語教授法を体系的に学び、教えられる英語力を身につけるための選択肢です。取得方法や難易度、費用や期間はさまざまですが、大切なのは自分の目的やライフスタイルに合った形を選ぶことです。
「TESOLの取り方を具体的に知りたい、挑戦前に英語力をもう一段引き上げたいと思っている人は、まずはe-LIFEWORKの公式LINEに登録してみて下さい。
この記事を書いている人
WRITER
MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
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