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英単語帳を紙の辞書がわりに使ってみよう!

英単語帳を紙の辞書がわりに使ってみよう!

WRITER MAKI

前記事:電子辞書か紙の辞書かで、双方のメリットを踏まえて私の見解を述べましたが・・・

私としては、紙の辞書も電子辞書も双方メリットがあり、一概に「こっちがいい!」といえません。

「どっちがいいと思う?」って英語を勉強している人に聞かれたら、ご本人の英語を勉強する目的や現時点での英語レベルに応じてどちらかをおすすめしています。

でも改めて前記事を読み返してみると、どちらかというと私は「紙の辞書」派なのかもしれませんね^^。

・・・が、とにかく紙の辞書はかさばるし、重い!

多くの英語学習者は、紙の辞書の良さを理解しつつも、やはり電子辞書を使いたいという人が多いようです。

そこで、電子辞書を使いたい!という方には、市販の英単語帳(英単語の参考書)を紙の辞書(英和辞典)の代わりに併用することをオススメします。

英単語集を英和辞典として使う、とは?

英単語帳というのは、市販の英単語の参考書です。

大学受験、TOEIC対策、英検用、日常会話用、ビジネス英語用・・・などなど、それはもう色々ありますよね。

英単語帳を英和辞典として使う、とは、つまりこういうことです。

英語を勉強していたり、また英文を読んでいて、わからない単語やイディオムが出てきたら、英単語帳の索引の部分からその単語を調べます。

索引で目的の英単語を見つけたら、その単語のページに行き、意味や用例を読んでください。

そして、英単語と意味に赤ペンや蛍光ペンなどでマークしてください。

もし目的の単語が英単語集にのっていなかったら、電子辞書で調べます。

え?なんかそれ2度手間じゃない?かえって時間かからない?

そんな声も聞こえてきそうですが・・・。実は長い目で見ると有益な作業(と、私は思っています。)

英単語集には、マーク(=調べた後)が残っていきます。

マークするときにも、脳が「重要な単語なんだな」と判断し、記憶しようとします。

さらに、あとで見返したときに、「あ~、ここ以前に出てきたな」と視覚を通して、
脳が改めて記憶の定着を助けます。

これ、紙の辞書のメリットとして書いたことを英単語集で実践するわけです。

(もし、よろしければ前々記事:電子辞書か紙の辞書か<メリット・デメリット>をご参照くださいませ。)

さて、この方法ですが、大学受験生やTOEIC・英検などの勉強をしている人に特にオススメの方法です。

いや、ほんとは紙の辞書をオススメしたいんですけどね。

「いや、紙の辞書は思いし…電子辞書に慣れちゃってるし…」

と皆さんおっしゃる。

うん、わかります(笑)。

だから、電子辞書も補助的に使いつつ、英単語集をメインに「調べた跡」を残していきます。

これは、電子辞書のデメリットを補うやり方です。

電子辞書を使っている人で、私が「問題だなぁ」と思っていること。

それは、電子辞書で調べっぱなしになっていることです。

わからない単語を電子辞書で調べて、「あ、なるほどこういう意味なのね。」とその場でわかっても、実は頭には残っていません。

調べただけ、で終わってその後またその単語にお目にかかる、ということはほとんどないと思います。

重要度の低い単語ならそれでもいいのです。

でも、頻出度の高い、覚えておくべき単語やイディオムは何度も目にして記憶に残していくべきです。

紙の辞書でいい所は調べた部分にマークをつけておくと、後々にたまたまそのページまたはその周辺ページを開くときに、マークした部分が目に入るのです。

「あ、この単語、前に調べたな。」と無意識に思考しますので、記憶に残りやすいのです。

長文などを読んでいて、わからない単語が出てきたから辞書でひいたけど、実はその単語ってマニアック。

以後、一度とて出会うことはないマニアックな単語だった…というケースは決して少なくありません。

覚えるべき英単語・イディオムだけを効率よく!

そこで、英単語帳を辞書替わりに併用することのもう一つのメリット!

それは、自分がわからなくて調べた英単語・イディオムのうち、覚えるべき重要単語・イディオムと、覚えなくてもいいものとをざっくりと判別できるという点です。

世の中には、というか英語圏にはそれこそ何千、いや何万と、・・・いや無数?に英単語が存在します。

しかしそのすべてを覚える必要はないですよね?通訳めざすわけじゃないんだから・・・。
(いや、たぶん通訳の人でも、すべての英単語を覚えているわけではないし、覚える必要はないと思います。)

英語を勉強していてたとえばリーディングの英文で、出てくる英単語をすべて覚えようとしても無理があります。

私たちの脳みそにはキャパがあるのですから・・・。

ぶっちゃけ、英語の各種試験や日常英会話、ビジネス英会話などでよく出てくる英単語やイディオムを覚えていれば、英語で困ることはほとんどありません。

まぁ、英語で困ることはないレベルになるためには、5000語ぐらいあったほうがいいとは思いますけどね^^

一方、英単語帳の話に戻りますが・・・

良い英単語帳には、いわゆる「よく使われる」「重要な」英単語・イディオムが集結しているわけです。

英単語帳にのっている単語・イディオムは、やはり試験判断と専門家が判断しているものですし、
そこにのっているということは覚えるべき(覚えておいた方がよい)単語なのです。

わからない英単語・イディオムが英単語集にのっていれば、「あ、これは重要な英単語なんだな」と判断できますし、
脳が覚えるモードに入ります。

英単語帳で意味や用例を調べ、マークすることで「調べっぱなし」ではなく「覚える」というアクションにつながるのです。

つまり、英語力をできるだけ短期間に向上させるには、単語・イディオムの面からいえば、こうした覚えるべき英単語・イディオムを優先して効率良く覚えていけばいいのです。

この方法を使うと、英単語帳を1冊マスターすること1つ取ってみても、英単語帳を始めのページから少しずつ暗記していくだけよりも、格段の効果を発揮してくれるはずです。

英単語帳をボロボロになるぐらいに、辞書替わりに使ってみること、ぜひおすすめします。

次回の記事では、そんな英単語帳を選ぶポイントについて述べたいと思います。

WRITER この記事を書いている人

MAKI

3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。

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