【完全ガイド】CELTAとは?取得方法や難易度・注意点などを徹底解説

【完全ガイド】CELTAとは?取得方法や難易度・注意点などを徹底解説

MAKI

WRITER MAKI

CELTAという資格を聞いて気になっているけれど、挑戦していいものかどうか迷っていたり、もっと詳しく知りたいと思っている人はいませんか。CELTAは英語指導の国際資格として高く評価されているものですが、難易度や受講条件、実際にどのような力が必要かまでは具体的にイメージしにくい人が多いですよね。

この記事では、CELTAの基本的な位置づけから、取得方法、求められる英語力、学習内容、注意点などを分かりやすく解説します。CELTAについて詳しく知りたい人や、挑戦するかどうか判断したい人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

 

目次

1 CELTAとは?

CELTAとは

CELTAについて、まずは基本的な概要を理解しましょう。

1-1 CELTAは世界共通の認定資格

CELTAはCertificate in Teaching English to Speakers of Other Languagesの略称で、英語を母語としない人に英語を教えるための英語教授法資格です。元々はCertificate in English Language Teaching to Adults(成人に英語を教えるための資格)という名称で、その頭文字からCELTAと呼ばれるようになりました。名称が変更されていますが、現在も略称はそのまま使われています。

 

認定はケンブリッジ大学英語検定機構が行っています。この機構が定めた共通の基準で評価されるため、国際的に信頼のある資格となっています。この資格はTOEICや英検のように試験のスコアや合否で判断されるものではありません。所定のトレーニングコースを修了し、定められた基準を満たすことで認められます。

 

成績はPass A、Pass B、Pass、Failの4段階で評価され、Pass Aが最上位評価です。成績が正式に確定すると、ケンブリッジ大学英語検定機構から修了証が発行され、CELTAの資格取得となります。コースはこの機構が認定した世界各国のセンターで実施されていて、トレーニングのカリキュラムも共通。そのため、どこで受けても質が保たれているのが特徴です。

1-2 TESOLとの違い

TESOLはTeaching English to Speakers of Other Languages(英語を母語としない人に英語を教えること)の略で、英語教授法を体系的に扱う学問分野の名称です。CELTAはTESOL分野に属するもので、具体的な教師養成資格の一つ。ただし、ケンブリッジ大学英語検定機構が統一基準のもとで認定している点が特徴です。

 

TESOLコースは提供機関によって内容や実習量、評価基準が異なりますが、CELTAは世界中のどの認定センターで受講しても、カリキュラム構成や課題内容、評価方法が共通しています。国際的な統一基準のもとで実践力を評価されるCELTAは、信頼性が高くブランド力がある資格です。

2 CELTA取得を通して学べること

CELTAを通して学べること

CELTAは、英語を母語としない学習者に対して、きちんと根拠をもって英語を教えられるようになるための実践的なトレーニングコースです。ここでは、CELTAの受講を通してどのような力が養われるのか、主な学習内容と合わせて解説していきます。

2-1 英語教授法

CELTAでは、英語教授法の代表的なアプローチを体系的に学びます。それぞれの教授法がどのような理論的背景に基づいているのか、どのような学習目的に適しているのかなどを理解していきます。ただ手法を覚えるのではなく、「なぜその方法なのか」という根拠まで細かく掘り下げて学ぶ点が特徴です。

 

ポイントは、理論で終わらないこと。第二言語習得理論や学習プロセスの理解を土台にしながら、それを実際の授業にどう落とし込むかを繰り返し考えます。活動の組み立て方や質問の投げかけ方、フィードバックの与え方なども実践を通して磨いていきます。学習者の発話をどう引き出すか、どこまで介入するかといった判断力も養われます。

 

これを学ぶことによって、感覚や経験だけに頼るのではなく、きちんとした根拠に基づいて教えられるようになり、指導に一本の軸ができます。軸があることで、どんな学習者に向き合っても対応できる力へとつながっていくのです。

2-2 レッスンプランニング

CELTAでは、レッスンプランニングの力も養います。これは単に授業の流れを作ることではなく、学習者を目標到達へ導くために授業全体を構造的に設計する視点を身につけるものです。学習者のレベルや目的を踏まえ、何を優先し、どこに時間をかけるかなどを判断する力が求められます。場当たり的に進めるのではなく、意図を持って組み立てる力が磨かれます。

 

この設計力があれば、どの教材を使う場合にも応用可能。英語コーチングやオンラインレッスン、副業での個別指導など、教える立場で活動する全ての場面で活用できます。

2-3 指導実習

CELTAではTeaching Practiceと呼ばれる指導実習があります。これは、実際の英語学習者を相手に授業を行い、その内容を評価してもらう実践トレーニングです。

 

受講者はレッスンプランを作成し、実際に授業を実施。その後、具体的なフィードバックを受け、自分の強みや改善点を明確にしていきます。評価は一度きりではなく、複数回の実習とフィードバックを通して総合的に判断されます。

 

細かなフィードバックによって、自分の指導の癖や課題が明確になるのは指導実習で得られる大きな価値です。厳しい評価を受けながら修正を重ねる経験は、将来指導の現場に出た時の糧になるでしょう。

 

3 CELTAを取得するためには

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ここでは、CELTAを受講するための条件や申し込みの流れ、費用の目安を詳しく見ていきましょう。

3-1 受講条件|目安はIELTS 7.0以上レベル

CELTAは、全て英語で授業が行われるため、受講には高い英語運用能力が必要です。目安はCEFRでC1レベル程度。具体的にはIELTSで7.0前後が一つの基準です。英語が母語でない人は、スコアの提出や英語面接、筆記テストなどで実力を測られます。

 

英語指導の経験は必須ではありません。ただし、英語で説明し、その場で質問に対応できる力は不可欠。年齢は基本的には18歳以上であることが条件です。20歳以上としているセンターもあります。学歴は求められませんが、大学入学相当の学力を有していることが条件です。

 

細かな基準や受講の選考方法は、認定センターによって若干異なる場合があります。受講を検討する際は、事前に受けたいセンターの条件を確認しておきましょう。

3-2 受講期間と学習時間

CELTAは、講師と直接関わる時間が最低120時間定められているコースです。ただし、これだけでは終わりません。レッスンプランの作成、課題執筆、授業準備、復習などの自主学習時間がさらに必要になります。人によって変わりますが、目安としては約80時間程度。実質的には合計200時間前後の学習量になります。

 

受講期間はコースの形式によって異なります。フルタイムの場合は約4週間で集中的に取り組み、パートタイムでは10〜13週間程度かけて進めるのが一般的です。期間が短いほど1日の負荷は高くなり、期間が長くなると、仕事や家庭と両立しやすい一方で、学習を継続する自己管理力が求められます。

3-3 受講費用

CELTAの受講費用は、国内では30万〜45万円前後で、海外では為替や地域によって変わりますが、国内より少し安く25万〜45万円程度が目安。オンラインコースは同水準かやや抑えめの価格帯です。受講料の他に、渡航を伴う場合は航空券や滞在費も必要になります。

 

センターによっては、分割払いに対応していたり、期間限定の割引制度や独自の奨学金制度を設けていたりする場合も。各センターの条件を確認しながら、自分に合った計画を立てていきましょう。

3-4 受講までの流れ

CELTAを受けるには、まず認定センターを選び、受講形式や日程を決めるところから始まります。次に、Applicationと呼ばれる応募書類を提出します。ただし申し込めば誰でも受講できるわけではありません。英語での記述課題や文法問題を通して、言語知識と運用能力が事前に確認されます。通過すると次は面接です。志望動機などが聞かれ、英語での受け答えを求められます。受講はこれらの選考を経て確定。一定のハードルがあることで、学習意欲の高い受講生と共に質の高い環境で学べる仕組みになっています。

 

4 CELTA取得の現状

CELTAは、70ヶ国以上、300を超えるケンブリッジ認定センターで実施され、年間1万人以上がコースを修了している国際資格です。(※1)

 

ケンブリッジ英語検定による2024年の統計(※2)によると、世界全体ではCELTA受講者の95%以上が合格に到達しています。修了率は高く、一定の基準を満たせば着実に評価されるコースであることが分かります。

 

一方、日本の受講者の合格率は約82%と、世界平均よりやや低めです。逆に途中辞退や不合格の割合は世界平均より高い傾向が見られます。ただし、合格者の中で最上位評価にあたるPass Aの割合は、日本は世界平均を上回っています。しっかり準備をして臨めば、高い成果を出せる可能性も示されています。

 

5 CELTA取得のメリット

CELTAを取得することでどのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。

5-1 国際的な資格としてのブランド力が得られる

CELTAは、ケンブリッジ大学英語検定機構による国際的な統一基準のもと、認定されています。そのため、他の英語指導関連の資格と比べてブランド力があり、明確な差別化が可能です。

 

さらに、どの認定センターで受講してもカリキュラムや評価基準が統一されており、一定水準の指導力が担保されています。取得した場所によって価値が変わらないという点も、国際資格としての強みです。

5-2 英語コーチ・講師として転職や副業に強い

CELTAは、英語を教える力を証明できる世界共通の資格のため、英語コーチとして活動する場合やスクールで英語講師として転職する場合などで、受講生や採用側に安心感を与えられます。実績がまだ少ない段階でも、客観的な資格があることで信頼を得やすくなるのは利点です。英語力に自信がある人は、その次の武器として、指導資格を持てば、キャリアの幅を広げる一歩になります。

5-3 実践的な指導スキルが身につく

CELTAでは指導実習が組み込まれています。受講者は実際に授業を行い、その後、説明の順序や指示の出し方、学習者の反応の引き出し方、時間配分などについて、具体的なフィードバックを受けます。自身の指導を客観的に見直していくことで、自身の指導の癖や改善点が明確になり、修正を重ねながらスキルを高めていくことが可能です。

 

理論を理解するだけでなく、実際にやってみて改善するというプロセスを繰り返すことで、再現性のある指導力が身につきます。そのスキルは、英語コーチングのセッション設計や語学学校での授業、オンライン英会話のレッスンなど、さまざまな現場で活かすことができるでしょう。

5-4 海外での英語指導にも活かせる

CELTAでは、国籍や文化的背景が異なる学習者に対応する教授法を学びます。特定の国や教育環境に限定された指導法ではなく、多様な学習者を前提としたトレーニングが行われるため、国際的な教育現場にも適応しやすい点が大きな強みです。実際の指導実習でも、さまざまなバックグラウンドを持つ学習者を想定した授業設計が求められます。

 

また、約60カ国・600件以上の英語教師求人を調査した結果(※3)によると、採用時に最も求められている資格がCELTAであることが明らかになっています。このことからも、CELTAは世界の教育現場で評価され、実際に求められている資格だと言えるでしょう。

5-5 自信・キャリア形成の後押しになる

CELTAを修了する過程は決して簡単ではありません。だからこそ、修了証を手にした時の達成感は大きく、自分の英語力と指導力が国際基準で認められたという確かな自信となるのです。

 

キャリアチェンジや再出発を考えている人にとって、CELTAは具体的な実績の一つになります。これまで積み重ねてきた英語学習の経験に、国際的に認められた指導資格が加わることで、自分の中に明確な強みが生まれます。

 

6 CELTAを受講する時の注意点

CELTAを受講する前に知っておきたい注意点もあります。1つずつ詳しく見ていきましょう。

6-1 英語力が足りないと苦戦する

CELTAの授業や課題は全て英語です。リスニング力だけでなく、アカデミックな内容を理解する読解力や、論理的に書くライティング力も求められます。レッスンプランの提出や振り返りのレポートなども英語で作成するので、表現の正確さやスピードも重要です。

 

CELTAを受講するための英語力の目安として、CEFRでC1程度、IELTS7.0前後が一般的ですが、スコアがあれば十分というわけではありません。英語で授業を組み立て、即座に質問へ答えられる運用力が必要となるため、その力があるかどうかを自己診断する必要があります。

 

e-LIFEWORK代表でコーチの川崎はCELTAを取得しており、どんな英語力が必要になるかよく知っています。受講を検討しているけれど、自身の英語力で挑戦できるのか、受講前に英語力を高めたいといったお悩みの相談も可能です。興味がある人は、無料ウェブセミナーに参加したり、公式LINEに登録して気軽にお問い合わせ下さい。

6-2 スケジュール管理が甘いと挫折しやすい

CELTAは、フルタイムでもパートタイムでも学習量が多い資格です。授業時間に加え、レッスンプランの作成や課題、復習などにも多くの時間が必要になります。そのため仕事や家庭と両立しながら受講する場合、想像以上に負荷がかかる覚悟が必要です。特にレッスンプランの準備には時間がかかり、初回は数時間を費やす人も少なくありません。

 

時間を十分に確保せずに始めてしまい、途中で挫折する人も多いです。受講前に、1週間当たりどのくらい学習時間を確保できるのかを書き出してみると良いでしょう。家族の理解を得たり、仕事を一時的に調整したりするなど、環境を整えることも必要です。

6-3 自分に合う学習環境かを見定める

CELTAはどの認定センターでも同じ国際基準で運営されていますが、受講形式や開催時期、受講生の構成、サポートの言語などはセンターごとに異なります。例えば、日本語での事務サポートがあるか、時差はあるのか、オンライン中心か対面実習があるかなど、環境の違いはあります。

 

カリキュラムの質は同じでも、どのセンターを選ぶかで学びやすさは人によって変わります。説明会や個別相談を活用し、自分の生活状況や学習スタイルに合うかを確認しておくことが大切です。

 

7 CELTAの受講形式の比較

CELTAの受講形式には、いくつかの選択肢があります。ただし、形式の違いは大きく2つの軸で考えると分かりやすくなります。

 

1つは、対面・オンライン・ブレンドといった「受講環境」の違い。もう1つは、フルタイムかパートタイムかという「受講ペース」の違いです。

 

この2つは別の視点ですが、組み合わせて考える必要があります。ここでは、それぞれの特徴を整理しながら、自分に合った形式を見つけるためのポイントを解説します。

7-1 受講環境

まずは受講環境の軸から、形式を解説します。

7-1-1 対面

対面は、認定センターに足を運び、講師や他の受講生と同じ空間で学ぶ形式です。このメリットは、講師の声のトーンや間の取り方、教室全体の反応といった細かな要素を直接感じ取れることです。学習に集中できる環境をつくりやすいのも利点と言えます。仲間とのネットワークも築きやすいでしょう。

 

一方で、移動時間や通学費用がかかります。移動に時間を取られる分、オンラインに比べて他の予定との調整がしにくくなる面もあります。直接フィードバックを受けたい人、学習環境を物理的に分けたい人には対面が向いています。

7-1-2 オンライン

オンラインは、インターネットさえあればどこからでも受講できる形式です。基本的にライブ形式で授業を行い、指導実習もオンライン上で実施されます。メリットは、場所の制約がないことです。海外の認定センターが実施するコースでも、オンライン開催であれば日本から受講できます。近くにセンターがない人にとっては、現実的で柔軟な選択肢と言えるでしょう。

 

一方で、自宅環境でも集中して受講できるか、通信トラブルに対応できるかなど、別の課題が出てくることもあります。対面とは異なる準備や工夫が求められる形式です。

7-1-3 ブレンド

ブレンド形式は、対面とオンラインを組み合わせた受講形式です。多くの場合、理論やインプットの部分はオンラインで行い、指導実習や集中トレーニングを対面で実施します。

 

メリットは、時間や場所の柔軟さを確保しながら、対面ならではの臨場感も体験できることです。一方で、オンライン期間と対面期間の両方に対応する必要があるため、スケジュール調整はやや複雑になります。効率良く学びながら、実践経験も重ねたい人に向いている形式です。

7-2 受講ペース

次に受講環境の軸から、それぞれの形式を解説します。

7-2-1 フルタイム

フルタイムコースは、一般的に約4〜5週間の受講期間で、集中的に学ぶ形式です。短期間で理論講義、レッスンプラン作成、指導実習、課題提出を一気に進めるため、学習密度はかなり高くなります。授業時間外には、準備やレポート作成にも相当な時間が必要となり、学習に専念する生活になることを頭に入れておきましょう。

 

最大のメリットは、短期間で資格取得を目指せる点です。英語環境に毎日身を置くことで、思考も自然と英語に切り替わりやすくなります。同じ目標を持つ受講生と濃密な時間を過ごすため、集中力を維持しやすく、成長スピードを実感しやすいでしょう。キャリアチェンジを急いでいる人や、一定期間仕事を休める人にとっては、最短ルートとなります。

 

一方で、負荷の高さはデメリットにもなります。事前に英語力を整え、スケジュールを確保した上で臨むことが重要です。

7-2-2 パートタイムコース

パートタイムコースは、数ヶ月〜1年ほどかけて進める形式です。週に数回の授業や週末集中型など、働きながらでも受講しやすい設計になっています。カリキュラム自体や総合学習時間はフルタイムと同等ですが、学習期間が長い分、内容を消化しやすいでしょう。レッスンプランを練る時間も、フルタイムよりは取りやすくなります。

 

メリットは、仕事や家庭と両立しやすい点です。ただし、期間が長い分、モチベーション維持が課題になることもあるので、最後までやり抜く覚悟を持って受けましょう。

 

8 自分に合った受講方法の選び方

ここでは、CELTAの受講方法を検討する上で、押さえておきたい主な判断軸を整理します。実際にコースを比較する時の参考にして下さい。

8-1 留学か国内かで選ぶ

CELTAをどこで受講するかは大切なポイントです。海外で受講すれば、現地の雰囲気を体験でき、国際色豊かな環境で学べるメリットがあります。日常生活も英語環境になるため、英語運用力をさらに伸ばしたい人にとっては刺激の多い経験になるでしょう。その一方で、渡航費や滞在費が必要になり、まとまった期間を確保する必要があります。

 

国内の認定センターや自宅でオンラインのコースを受講すれば、移動時間や生活環境を大きく変えずに挑戦できます。仕事や家庭と両立したい人は、国内が進めやすいでしょう。

8-2 対面かオンラインかで選ぶ

受講形式を選ぶ際には、対面かオンラインかという視点も重要です。

 

対面は、学習環境を物理的に切り替えられるため、集中しやすい人に向いています。一方で、移動時間の確保や時間割への対応が必要になるため、スケジュールの自由度はやや下がります。

 

オンラインは、場所に縛られず受講できる点が大きな利点です。海外の認定センターも選択肢に入りますが、時差の影響や授業の時間帯には注意が必要です。また、海外センターでは日本語での事務サポートがない場合がほとんどのため、日本語対応を希望する人は国内センターを選ぶ方が安心です。

 

ブレンドは、効率性と実践性の両方を取りたい人に適した選択肢。ただし、対面期間の日程や会場を事前に確認して、通うことができるかを確認しておく必要があります。

8-3 確保できる時間で選ぶ

週にどれくらい学習時間を確保できるか、受講ペースの観点も大切です。フルタイムの場合、平日はほぼ毎日が授業と課題準備に充てられます。授業時間だけでなく、レッスンプラン作成やレポート作成も含めると、実質的には1日6〜8時間以上を見込んでおく必要があります。

 

一方、パートタイムは週数回の授業に分散されるため、比較的仕事や家庭と両立しやすい形式です。ただし、学習負荷が軽くなるわけではなく、コース全体で求められる総学習時間は大きく変わりません。今の生活リズムの中で、無理なく継続できる時間はどれくらいか、現実的な時間配分を考えて、自分に合ったコースを選びましょう。

8-4 費用で選ぶ

費用は現実的に無視できない判断軸です。ただし、単純に「安いか高いか」だけで比較するのは避けたいところです。

 

例えば、海外の認定センターのオンラインコースが比較的安価だったとしても、時差の影響で深夜や早朝に授業を受けることになれば、集中力の維持が難しくなる可能性があります。また、事務手続きやトラブル対応を全て英語で行う必要があり、日本語のサポートが受けられないことに負担を感じる人もいるでしょう。学習環境やサポート体制、生活との両立のしやすさまで含めて総合的に判断することが大切です。

 

認定センターによっては、期間限定の割引制度を設けている場合や、早期申込割引などが適用される場合もあります。まとまった出費になるからこそ、支払い方法や制度を含めて比較すると良いでしょう。

 

9 日本でCELTAを取得する方法

日本に住みながらCELTAを取得する場合、選択肢は大きく2つあります。国内の認定センターで受講する方法と、海外の認定センターで受講する方法です。どちらを選んでも、資格そのものは統一基準で認定されますが、受講中の生活環境やサポート体制、時間の使い方には違いが出てきます。自分の状況に合った方法を選ぶことが重要です。

9-1 国内の認定センターで受講

日本国内でCELTAを開講している認定センターは2校のみ(2026年2月時点)ですが、受講形式の選択肢は比較的幅広く用意されています。受講環境としては対面・オンライン・ブレンドがあり、さらにフルタイム、パートタイムといった受講ペースも選ぶことが可能です。

 

国内センターの大きな強みは、日本語で事務サポートを受けられる点と、日本時間で安定して受講できることです。時差の心配がなく、手続きも日本語でサポートしてもらえるため、初めて国際資格に挑戦する人にとっては安心感があります。

 

また、国内センターだからといって受講生が日本人だけとは限りません。実際には多様なバックグラウンドを持つ受講生が集まることもあり、国際的な視点に触れられる機会は十分にあります。

 

一方で、海外センターと比べると受講費はやや高めになる傾向があります。費用だけでなく、生活との両立のしやすさやサポート体制も含めて、総合的に判断することが大切です。

9-2 海外の認定センターで受講

海外の認定センターで受講する方法もあります。世界には多数のCELTA実施センターがあり、開講時期や形式の選択肢は国内よりも豊富です。オンライン・対面・ブレンド、さらにフルタイムやパートタイムなど、自分の希望に合うコースを見つけやすいのが特徴です。

 

費用面では、為替レートにもよりますが、国内センターより割安になる場合もあります。特に海外センターのオンラインコースは、比較的受講料が抑えられていることも。

 

一方で、時差の問題は必ず確認が必要です。ヨーロッパ、中東、アジアなど国によって日本との時差は大きく異なり、授業時間が深夜や早朝になる場合もあります。国内での生活と両立できるかどうかをしっかり見極めることが必要です。

 

また、事務手続きや問い合わせは基本的に英語で行うことになります。日本語でのサポートはほとんど期待できないため、申込から受講までを英語で進めることに不安がないかも考えておきたい点です。

 

10 日本国内で受講できる認定センター

日本国内でCELTAを受講できる代表的なセンターを紹介します。それぞれの特徴を踏まえながら、自分に合う選択肢を検討していきましょう。

 

もし選択に迷っている人は、e-LIFEWORKで相談してみるのも一つの方法。CELTA取得後のキャリア設計まで含めて整理すると、自分に合ったセンターが見えてきます。相談したい人は、無料ウェブセミナーに参加するか、公式LINEに登録して気軽にお問い合わせ下さい。

10-1 Lexis Japan

Lexis Japan(レクシス語学学院)は、神戸に拠点を置く認定センターです。対面・ブレンド・オンラインの全ての形式に対応していて、受講スタイルの選択肢が広い点が特徴です。日本人スタッフが常駐しており、問い合わせや事務手続きを日本語でサポートしてもらえるため、初めて国際資格に挑戦する人も安心して準備を進められます。

 

また、受講生は日本人だけでなく、アメリカ、オーストラリア、イングランド、ドイツ、ニュージーランドなど多様な国籍の参加者が集まり、国際的な環境で学べます。異なるバックグラウンドを持つ受講生とディスカッションや実習を行うことで、多角的な視点や教授スタイルに触れられる点も魅力の一つです。

 

実施されるコースは、ケンブリッジ大学英語検定機構の基準に基づき、外部監査を受けながら運営されています。少人数制で進行され、実践力を着実に高められる環境が整っています。

10-1-1 コース

提供コースは、対面、ブレンド、オンラインの3形式です。対面コースではセンターで開講される集中型コースで、短期間で修了を目指したい人に向いています。ブレンドはオンライン学習と対面実習を組み合わせた形式です。オンラインは、通学が難しい人や地方在住の人でも受講できる柔軟な形式です。

 

いずれの形式も、120時間以上の講師接触時間に加え、6時間の指導実習、観察、レポート課題などが含まれ、ケンブリッジ基準に沿った内容で実施されています。

10-1-2 対象者

Lexis JapanのCELTAは、これから英語教師としてキャリアをスタートしたい人だけでなく、既に指導経験があり、体系的に教授法を学び直したい人にも適しています。将来的に海外で教えたい人や、オンライン指導に対応できるスキルを身につけたい人にも向いているコースです。

 

受講の条件は、まず、年齢は原則20歳以上。英語力は上級レベルが求められ、目安としてはC1 Advanced(CAE)合格やIELTS7.5以上相当とされています。ただし、英語力証明書の提出は必須ではなく、事前課題や面接を通して総合的に判断されます。

 

正式な受講には、Application提出、英語での筆記課題、面接を経て合否が決定します。コースは課題量が多く、授業時間外の準備やレポート作成にも相応の時間が必要です。その分、実践的な指導力を徹底的に鍛える設計になっています。

10-2 Cambridge Centre

Cambridge Centre(ケンブリッジ大学英語検定機構認定西日本試験センターJP176)も、日本在住者向けに提供している認定センターです。オンラインを中心にしながら、東京での対面実習を組み合わせた形式も用意し、日本で教えることを想定した受講生に対応しています。英語・日本語の両方でサポートが受けられる点も安心材料です。また、一定期間前までに受講料を全額支払うことで適用される、早期申込割引制度が設けられている点も、検討する際のポイントの一つです。

 

さらに、CELTAの理解を深めるための無料オンラインウェビナーや対面イベントも定期的に開催しています。資格の概要説明に加え、質疑応答や卒業生の体験談を聞く機会があるので、迷っている人は参加すると良いでしょう。

10-2-1 コース

提供コースはFully OnlineとMixed-Modeの2種類です。さらにそれぞれで、受講のペースを選ぶことができます。

 

Fully Onlineでは、全ての学習と指導実習をオンライン上で行う形式です。遠方の人や仕事などで通うのが難しい人はこちらのコースが良いでしょう。このコースの中で、さらに、パートタイムかセミインテンシブコースかを選べます。総学習時間は同じですが、期間が短いほど授業の進行は速くなるので、自身の生活環境や確保できる時間に応じて選択可能です。

 

Fully Onlineのパートタイムコースは全ての受講期間が約13週間で、週1回のライブ授業に加え、オンライン教材を活用して学習を進めます。Fully Onlineのセミインテンシブコースの全ての受講期間は約7週間で、週2回のライブ授業を実施し、より短期間で修了を目指します。

 

Mixed-Modeでは、約7週間のオンライン学習のあと、東京で約2週間の対面実習を行う形式です。理論はオンラインで効率的に学びつつ、実習は対面で経験したい人に適しています。オンラインと対面の両方の教室環境を体験できる点が特徴です。

 

いずれの形式も、120時間以上の学習時間が設けられ、6時間の指導実習、6時間の観察、4本のレポート課題などが含まれます。国際基準に沿った内容で構成されているため、どの形式を選んでも一定の水準が担保されています。生活状況や学び方に合わせて選べる点が、このセンターの魅力です。

10-2-2 対象者

日本時間で安定して受講したい人や、国際的な環境で学びながらも日本在住者向けのサポートを受けたい人にとって、良い選択肢と言えるでしょう。

 

受講条件は、年齢は20歳以上。ただし、18〜19歳の人も、センターの判断で受け付ける場合があります。英語力はCEFR レベル C1 以上が必要です。受講は、正式な申請書の提出と言語認識タスクの完了、さらに申請面接の合格によって決まります。 

10-2-3 早期申込割引

受講料はポンド建てで設定されており、為替レートによって日本円での支払額は変動します。ただし、コース開始の21日前までに受講料を全額支払うと、早期申込割引が適用される制度もあります。

 

11 自身の経験談|CELTAを取得をして良かった

CELTAに興味を持っても、周囲で取得している人はなかなか見つからないのではないでしょうか。ここで、CELTAを取得したe-LIFEWORKの代表である私、川崎自身の経験談を紹介します。

 

CELTA取得は、私の英語人生において大きな転機でした。私は元々英語が得意だったわけではありません。社会人2年目で受験したTOEICは490点。海外旅行でも英語が出てこず、友人に頼るしかない自分に落ち込んでいました。英語教材やスクールにもずいぶん投資しましたが、思うように伸びず、遠回りばかりしていた時期が長く続きました。

 

本気で変わろうと決めたのは30代に入ってからです。育児と仕事を両立する中で、「これからも通用する力を身につけたい」と強く思い、挑戦を決めたのがCELTAでした。当時の私にとって、ネイティブ並みの英語力が求められるこの資格は簡単な目標ではありませんでした。半年間、生活の中心を英語に置き、集中的に学習しました。育児中でしたが、1分1秒を無駄にしないと決めて取り組みました。

 

コースが始まってからはさらに厳しく、指導実習では何度も厳しい評価を受けました。正直、心が折れそうになったこともあります。それでも準備と改善を重ね、最終的に合格を頂くことができました。

 

CELTA取得は単なる資格ではありませんでした。英語力だけでなく、戦略的に学ぶ力、教える力、自分を信じる力が身についたと感じています。その後、TOEIC960点、英検1級を取得できたのも、この経験が土台になっています。

 

私は帰国子女でもなく、特別な環境にいたわけでもありません。だからこそ、迷っている人の気持ちはよく分かります。CELTAに挑戦するかどうかは簡単な決断ではありません。ただ、本気で取り組めば道は開けます。その一歩をどう踏み出すか、ぜひ一緒に考えていけたらと思っています。私のCELTAの経験談をさらに詳しく知りたいという人は、こちらのページもぜひ読んでみて下さい。

 

12 CELTA取得後の活用法

CELTAを取得すると、英語指導に関わるキャリアの選択肢が大きく広がります。国際的に認知された資格であるため、国内外の語学学校や教育機関での採用時に強みとなり、未経験から英語講師としてキャリアをスタートする際の後押しにもなります。特にヨーロッパやアジア圏の語学学校では、応募条件としてCELTAを明記している求人も多く、海外就職を目指す人にとっては有力なパスポートです。

 

国内においても、英会話スクールやオンライン英会話講師として活動する際に、指導力の裏付けとして評価されやすくなります。近年はフリーランスの英語コーチとして独立する人も増えており、CELTAで培ったレッスン設計力やフィードバック力は、コーチングセッションの質を高める基盤。副業として個人レッスンを始める場合でも、資格があることで受講生からの信頼を得やすくなります。

 

働き方の面でも選択肢は広がります。オンラインレッスンであれば場所に縛られずに活動でき、平日の夜や週末のみ稼働するといった柔軟な働き方も可能です。副業として月数万円からスタートし、経験を積みながら収入を伸ばしていく方法もあります。

 

さらに、CELTA取得後は上位資格であるDELTA(Diploma in Teaching English to Speakers of Other Languages)を目指す道もあります。DELTAはより高度な理論と指導実践を扱う資格で、教務主任やトレーナー職を目指す人に適しています。CELTAはゴールではありませんが、取得することで仕事の選択肢が広がるはずです。

 

13 CELTA取得の第一歩|e-LIFEWORKのサポート体制

CELTAに挑戦したい気持ちはあるけれど、自分のレベルでCELTAに挑戦していいのか、何から始めていいのかなどと迷っている人もいるでしょう。e-LIFEWORKは、CELTAを受けたいと思う人のサポートが可能です。どのようなサポートがあるか詳しく紹介します

13-1 e-LIFEWORKが選ばれる理由とは?

e-LIFEWORKの強みは、代表の川崎自身がCELTA取得者であり、その過程を実際に経験している点にあります。英語力の目安はどの程度必要か、レッスンプラン作成で何に苦労しやすいか、指導実習ではどこが見られるのか。そうしたポイントを、一般的な情報だけではなく、体験を通した具体的な内容を伝えられます。

 

CELTAに挑戦したい気持ちはあるものの、自分の英語力で本当に通用するのか分からない人、どのセンターを選べば良いのか、何から準備を始めようかと迷っている人は、まず無料体験セッションで状況を整理してみるのがおすすめです。

 

セッションでは、現在の英語力やこれまでの学習歴を丁寧に確認し、CELTAを目指す場合の現実的なルートを一緒に考えます。今すぐ受講を視野に入れるのが良いのか、それともまず基礎力を底上げするべきなのか。目標から逆算することで、次に取るべき行動がはっきりしてきます。

 

e-LIFEWORKでは、CELTA取得を見据えた英語力強化のコーチングも行っています。どの段階でどの力が必要になるのかを具体的に示せるのは、取得者だからこそできるサポートです。一人で悩み続ける必要はありません。まずは現状を整理するところから始めましょう。

13-2 CELTA取得に役立つ情報なら公式LINEへ

CELTAに興味はあるけれど、今すぐ動くかどうかは決めきれない。そんな人は、まず公式LINEに登録して情報を受け取ってみるのがおすすめです。

 

公式LINEでは、英語学習を加速させる具体的なノウハウや動画、教材リストなどの特典を無料で受け取れます。90日で話せる勉強法の解説や、TOEICや英検の目標別ロードマップなど、基礎力を底上げするための実践的な内容も含まれています。CELTAに挑戦する前段階として英語力を整えたい人にも役立つ情報です。

 

さらに、LINEからは個別相談も可能。自分の英語力で挑戦できるのか、どのタイミングで受講を目指すべきかといった疑問を、気軽に質問できます。登録はいつでも解除できます。まずは判断材料を増やすと思って、気軽に登録をしてみて下さいね。

 

14 まとめ|CELTA取得を考えるならe-LIFEWORKへ相談を

CELTAは、国際的に認知された英語教授法認定資格であり、実践力を重視したトレーニングを通して指導力を体系的に身につけられる資格です。受講形式の違いやセンター選び、必要な英語力の目安、取得後のキャリアなど、事前に整理しておきたいことは意外と多くあります。

 

「自分の英語力で挑戦できるのか知りたい」「どのように準備すればいいのか教えてほしい」と感じた人は、一人で悩まず、まずはe-LIFEWORKの公式LINEに登録してみて下さい。CELTA取得者から具体的なアドバイスを受けることで、次の一歩がより明確になりますよ。

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MAKI

MAKI

3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。

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