オーディオブックを英語の勉強に活用するメリットについて、以前の記事でお伝えしました。
そこで、本日はオーディオブックを英語の勉強に取り入れたときに、より効果的な学習につながる、オーディオブックの活用方法についてお伝えしたいと思います。
オーディオブックでの学習手順
私がおすすめする、オーディオブックの学習手順は、以下の通りです。
- 本を選ぶ。
- 日本語に翻訳された本を読む(ざっと)
- オーディオブックをひたすら聞く
- できるときは、シャドーイングをやる
- 原書を読む。
まず、本を選ぶ、このファーストステップがすごく肝心です。
選ぶ基準は、100回以上読む(聞く)価値があり、日本語の翻本があるもの。
もし、あなたのお気に入りの自己啓発書で著者が外国人のものであるなら、それを読むといいですね。
そして、まず日本語に翻訳された本をざ~っと読む。
英語オーディオブック初心者の方が、全くの手がかりがない状態でいきなり聴き始めるのはキツイと思うのです。
過去に日本語の翻訳本を読んだことがあって内容を知っているのなら、もちろん、このプロセスはとばしても構いません。
また、上級者はあえて、この「日本語の本を読む」プロセスを省いて、リスニングだけでどれだけ内容把握できるかと、チャレンジするのもいいと思います。
そして、後はひたすらオーディオブックを聞きまくります。
少なくとも30回。
理想は100回です。
聞いているだけでは、「聞き流し」するだけになってしまう可能性もあるので、できるときはシャドーイングしましょう。
オーディオブックはスピードはネイティブの会話ほど速くないので、シャドーイングしやすいのではないかと思います。
オーディオブックをある程度を聞いたら、英語で書かれた原書を読むと学習効果が高まります。
100回も(笑)聞けば、音で内容が入っているので、ス~ッと読めるはずです。
自分が理解できなかった語彙や表現、気に入った部分はとくに念入りに!
その後、あるいは平行して、オーディオブックをひたすら聞くというのをやるといいでしょう。
内容をざっくり理解&イメージしながら聞く
オーディオブックを聞くときのスタンスとして、英語のオーディオブックで話されている内容を全て理解する必要はありません。
100%理解しようとせずに、大体80%ぐらいできればよいぐらいに割り切って聞くのがコツです。
むしろ、オーディオブックを聞く際には、個々の英文の構造や意味を詳細に理解しようとするのではなく、文脈を中心に内容を理解するようにしましょう。
つまり、精聴ではなく多聴のつもりで聞きます。
いかえれば、全体の大意を把握する「スキミング」の要領でリーディングする、「パラグラフ・リスニング」といった感じです。
「英語」を理解するのではなく、あくまで「内容」を理解するというのがオーディオブック学習のポイントです。
オーディオブックは「ながら聞き」で
オーディオブックは、机に向かって聞くのではなく、ながら時間で行うことをおすすめします。
オーディオブックに対峙する姿勢としては、英語学習ではなく「読書」。
最初は「聞き流し」のつもりでとにかく100回を目指して聞く、聞く時間を増やすということを心がけながら、徐々に内容に注意を向けていくようにしてください。
オーディオブックの入手方法
国内では、Audibleや、audiobook.jpなどでオーディオブックが購入できますが、今はまだ洋書のオーディオブックが十分だとは言えません。
おすすめは、アメリカのAudible。
日本のAudibleよりも、ラインナップが豊富です。
日本はまだオーディオブック後発国なので、アメリカのオーディオブックの品揃えに驚くことでしょう。
日本からでも、アメリカのAudibleの会員になって、そこからオーディオブックをダウンロードすることは可能です。
PICK UP!
時間がない人ほど伸びる!
e-LIFEWORKの短期集中英語学習
WRITER この記事を書いている人
MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
COMMENT