「英語の長文が読めない!」初心者向けのおすすめリーディング学習方法 | ブログ | 株式会社e-LIFEWORK

ブログ
ブログ

BLOG ブログ

「英語の長文が読めない!」初心者向けのおすすめリーディング学習方法

「英語の長文が読めない!」初心者向けのおすすめリーディング学習方法

WRITER MAKI

英語のリーディングが苦手・・・

英語の長文を読むのが苦痛・・・

TOEIC受験や大学受験を目標の生徒さんやクライアントさんから、こんな悩みをよく聞きます。

リーディングや長文が苦手だから、とにかく長文の問題をたくさんこなそうとしたり、文を読むスピードを速くしようと焦っていませんか?

今日は、英語の長文が苦手・・・英文を見るのが嫌・・・という、リーディング初心者さんや長文アレルギーの方がまず取り組むべき、英語のリーディング・長文読解の学習法をご紹介します。

リーディング初心者へのおすすめ勉強方法

リーディングが苦手で、とにかく英文を読み進めることができないという方におすすめする学習方法は、音読することです。

なぜ、音読をおすすめするかというと、音読をして自分の耳からも文章をインプットすることにより意味が理解しやすくなるからです。

例えば、私は小学生に国語や算数を教えることもあるのですが、問題集を解いている生徒がよく、「問題の意味がわからない・・・」と言います。

「じゃ、問題を声を出してもう一度読んでごらん?」と言って、問題を音読させると、「あ~~~、そういうことね。」とすんなり理解できることが多いのです。

母国語(日本語)でも、子どもが本を読めるようになるプロセスでは、まず音読ができるようになって、それから黙読ですよね?

とくに英語の長文に関して言うと、いくら早く読む訓練をしたところで、ゆっくりでもしっかり読む力がないのであれば、早く読む訓練はほとんど効果がありません。

なぜなら、正しい方法で読めていないのですから。

長文が苦手な人の中には、スピーディに読もうと英文の構造をとらえずに、文の中の単語(キーワード)の意味をもとに感覚的に読む傾向があります。

まず、音読をしながら、音読スピードで(つまり黙読よりゆっくりと)、主語と動詞を中心とした文の要素をしっかりとらえながら読みます。

音読するときのポイントとして、意味のかたまりごとに、若干の間(ポーズ)を置きながら読むことです。

また、音読をしながら頭の中で、「日本語に訳する」のではなく、「ざっくりと意味をとる」(イメージする)のがポイントです。

意味をとるときは、何が(主語)、どうする(動詞)を中心に・・・修飾語はあまり深く考える必要はありません。

あくまで、主語と動詞+α(目的語や補語など)を中心に文章を理解していく感じです。

この主語・動詞・目的語・補語は、それぞれ、S、V、O、Cという文の要素になります。

これらの文の要素が正確に把握できないようであれば、リーディング素材はあなたにとって難しすぎるということになり、音読をする教材として適切ではありません。

この音読トレーニングをするときのリーディング素材は、あなたにとって難しすぎるものではいけません。

少なくとも、「何が」「どうした」といった文の骨子(こっし)と大まかな意味を把握できるものを読むようにしてください。

リーディングには基本的な文法力が必要

「リーディングが苦手」「長文がほとんど読めない」という方は、ご自身の文法知識を一度疑ってみてください。

リーディングは、中学英語程度の基本的な英文法の知識がないと、意味を理解しながらテンポよく読んでいくのは難しいです。

文法の参考書などの、各分野の章末にあるような文法問題で、ご自身の文法に理解不足の部分がないか、一度チェックしておくことをおススメします。

TOEICのリーディング力を伸ばそうと思ったら、中学英語の英文法では物足りないので、高校英文法をちゃんと理解できていることが必要です。

「活字が大嫌いで英語の長文が読めないんです・・・」(Iさん)

本日の記事は、TOEICのために勉強を頑張っておられるIさんとのコーチングセッションをへて、書こうと思ったのです。

TOEICの点数を上げたいんだけど、リーディングの点数が低くて困っている・・・というIさん。

とにかく「英語の長文が読めない・・・」

とのことでした。

そもそも・・・とIさんがおっしゃるには、

「とにかく活字が苦手!アレルギー!

日本語の本ですら読むのは苦手・・・」

ということなんです。

とくに英語に限らず文章を読んでいると、

「あれ?今、何を書いていたっけ?」

と頭の中がこんがらがったり、読んだことをすぐに忘れてしまうのだそうです。

そんなIさんに、ご本人が「読んでもよくわからない」という英文を音読してもらったところ、「あ、黙読するより意味が入ってくる」とのことでした。

もちろん、テスト中は音読はできませんが、まずは音読をして英語を正確に読む力をつけないことには黙読することもできません。

多少時間はかかるかもしれませんが、リーディングも基礎となる力が必要なんですね。

Iさんいわく、「一筋の光が見えた!」だって(笑)

TOEICのリーディングというと、皆さん「時間に間に合わせなきゃ!」とスピードを重視しがちですが、

読める問題を確実に読む、取れる問題を確実に取る!という姿勢で、徐々に点数を伸ばしていきましょう!

WRITER この記事を書いている人

MAKI

3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。

COMMENT

メールアドレスが
公開されることはありません。
が付いている欄は必須項目です