「貸す」は”lend“、「借りる」は”borrow“。
これは、まず中学レベルの初級英語として覚えておきたい単語。
しかし、貸す、借りるには、この”lend”と”borrow”以外にも、”rent“や”hire“など用途に応じて様々な動詞が存在します。
ここでは、それらの使い分けについてご説明します。
“lend”と”borrow”の違い
“lend”は、無料で貸す
“borrow”は、無料で借りる
ことを表します。
I borrowed his hat for a short while.
(少しの間彼の帽子を借りた)
Would you lend me your bicycle?
(あなたの自転車を貸していただけませんか)
ただし、お金の貸し借りの場合には、
たとえ利子が発生しても、borrow と lend を使うことが多いです。
I borrowed money from a bank.
(銀行からお金を借りた。)
Can you lend me 1000 yen until tomorrow?
(明日まで千円貸してくれない?)
これら”lend”や”borrow”は、貸し借りを表現する場合にはもっともメジャーな動詞ではありませんが、
基本的に、
・「無料」での貸し借りに使うこと
・持ち運びできないものには用いない
という制約があります。
これ以外のケースに使う「貸し」「借り」の表現として、”rent”や”hire”などがあります。
有料で「貸す&借りる」:”rent”と”hire”
有料で「貸す」「借りる」を表現する場合は、”rent“や”hire“を使います。
さらに、”rent”と”hire”はどちらも「貸す」と「借りる」の両方の意味を持っています。
しかし使い方には違いがあります。
rentは、有料で、一定期間(長期間)借りる(貸す)場合に使います。
hireは、有料で、一時的に(短期間)借りる(貸す)場合に使います。
たとえば運転手つきの車やガイドを雇うときなどですね。
I am going to rent a house.
(家を借りるつもりです)
I hired a guide in Kyoto.
(京都ではガイドを頼んだ)
他にも、貸し借りの表現としては以下のものがあります。
loan:(高価なものを長期間正式に)貸す
let:(設備・建物・土地などの不動産を)貸す≪主にイギリス≫
charter:(バスなど公共の乗り物を団体のために)借りる
owe:借金している
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WRITER この記事を書いている人
MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
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