「英検が変わります」
いま英検のHPのTOPページでPRされていますね。
参考:http://www.eiken.or.jp/(日本英語検定協会HP)
http://www.eiken.or.jp/cse/(同上)
さて、「変わる」といっても試験自体が変わるわけではありません。
つまり、受験の手続き・方法や、試験の傾向・内容、採点の基準・方法などには変化はいっさいありません。
英検が変わる、というその変更点、それは
試験の結果に、新しいスコア尺度が導入されるというのです。
英検を受験されたことのある方ならご存知かと思いますが、
英検の合格結果には、合否と点数が記載されています。
今回、この結果表示に新しいスコア尺度、
「英検CSEスコア」というのが表示されるのです。
「英検CSEスコア」では、どの級の結果(成績表)でも
リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング
といった技能ごとのスコアが表示されるので、
自分が、どの技能でどのレベルにいるのか?
自分はどの技能が強くてどの技能が弱いのか?
今後、重点的に取り組むべき分野はどこか?
といったことが、よりクリアになるのです。
さらに、そのCSEスコアは英語レベルの国際基準規格であるCEFRに対応しているので、
グローバルな基準での自分の英語レベルがわかるというわけです。
この新しい尺度のしくみは、2015年度第1回の試験、
つまり6月実施の試験から導入される予定です。
今回の、「英検が変わります」というニュース。
受験生にはとくにデメリットとなるポイントはありませんね。
とくに受験生側で何かしなければならない、というのでもないです。
むしろ、CSEスコアという新基準が導入されることで、
英検受験者にとっては、より便利に、かつ英検受験が有意義なものに
なるのではないか、と私は考えます。
そのへんのことについては、次回(以降)で改めて述べていきたいと思います。
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WRITER この記事を書いている人
MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
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