東京五輪2020のエンブレムが正式に決定しましたね。
この「エンブレム」という言葉自体、今回の一連の五輪エンブレム騒動でよく知られるようになったのではないでしょうか?
「エンブレム」は英語表記すると、”emblem“ですが、
今日は、この”emblem”の意味や使い方について考え、自分の英語にしちゃいましょう!
emblem は英和辞典などでは、 「象徴」「紋章」「図案」という意味になっています。
「象徴」といえば、”symbol“という単語が思いつくのではないでしょうか?
実は、”emblem”と”symbol”は、日本のみならず英語圏でも混同して使われがちですが、厳密には区別があります。
“emblem”は、特定の人・物・観念を表すのに使われる紋章や図案のことです。
“emblem”には、確かに「象徴」という意味ではありますが、「(何かを象徴するための)記章・図案」として使われるのが一般的です。
それに対し、 “symbol”は、ある物や事を別の物や事によって代用して表すこと です。
“symbol”は、第一義的に「象徴」という意味で、必ずしも図案・イメージではありません。
「天皇は日本の象徴」とされていますが、この場合は”symbol”となります。
分かりづらいですか?
ちょっと例をあげましょう。
エンブレムとシンボルの違い
国旗と国章について考えてみます。
国旗”National Flag”は国のシンボルです。
それに対し、国章”National Emblem” というのも存在します。文字通り、エンブレムです。
動物や植物などを交えて描かれることが多いです。
日本にも国章”National Emblem”があるんですよ。
分かりますか?
そう、アレです。
パスポートの表紙に描かれている十六一重表菊です。
十六一重表菊は法令化されているわけではありませんが、ナショナル・エンブレムとして位置付けられています。
“emnlem”には、他にも”School Emblem”(校章)や”Company Emblem”(社章)などがあります。
じゃあ、ロゴとエンブレムはどう違うの?
・・・という疑問が浮かんできそうですが、長くなりそうなので・・・近いうちにまた別記事で!^^
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MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
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