英語の長文を速く読めるようになりたい・・・
リスニングで英語の音を聞き取れるようになりたい・・・
一言で「英語力を上達させたい」といっても、具体的に見ていくと、人によってとくに上達させたいスキルはさまざまですよね?
TOIECや英検、大学受験などで必ず課されるリーディングや長文読解では、試験時間内に解くために「速く読む」ことを求められますし、
仕事・ビジネスで英語を使う必要がある場合も、英語を速く読めるか否かは仕事の生産性に関わってきます。
また、リスニングにおいても、できるだけ多くの情報量を聞き取りたいと思うはずです。
英会話でも、外国人との会話ができるだけ長く続いたらいいな・・・とか、たくさん会話のやりとりをしたい、と思うのではないでしょうか?
ライティングも、まとまったボリュームの英文をできるだけ短時間で書きあげたいと思う方もいるでしょう。
しかし、このように英語の4技能の中でとくに伸ばしたいスキルが違っていても、共通して取り組んでおきたい、重要な概念があるのです!
それが、「計測する」ということ!
今日は、このように英語の4技能の中でもとくに伸ばしていきたいスキルがある場合でも、共通してやるべき「計測する」ということの重要性と具体的な内容についてお伝えしたいと思います。
上達させるために「計測」が及ぼす効果
英語の4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)のどれかを集中的に上達させたいと思ったときに、とても大切なことは、「計測する」ということです。
この「計測する」ということは、英語学習に限らず、何か上達させたい、改善したいというときにはとても重要な考え方です。
例えば、ダイエット。
体重を習慣的に「計測」することで自己管理しやすくなります。
「このままではダメだ」とか「もっとがんばろう」というモチベーションにもつながるのではないでしょうか。
さらに、「もっと体重を落とすにはどうすればいいか」と、具体的な改善点や課題を探すきっかけになります。
また、スポーツ、例えばランニングの例にしましょう。
ただひたすら走るのではなく、10キロ走った場合のタイムや、10分間で走れた距離を計測すると、しかるべきペース配分や走り方の改善点が見つかり、その改善点にフォーカスして練習していくことで速く走れるようになるのではないでしょうか?
何にでも言える事なのですが、時間を計測したり、決まった時間の中でこなせたタスク量を計測することで、改善点が明確になり、自己管理しやすくなったり、目標までの道のりが見える化して、上達しているのかどうかも把握しやすくなります。
英語の4技能の上達に「計測する」ことが大切な理由
英会話すなわちスピーキングにおいても、「外国人とたくさん話したい」と思うのなら
何分間ぐらい会話が続くのか、
何往復ぐらい会話のキャッチボールができているのか、
といった現状を数値で具体的に把握し、
**分間、会話を続けよう!
**往復、会話のキャッチボールをしよう!
と目標を数値化することが大切です。
英語のリーディングに関して言えば、
英語長文を読むのにどれぐらい時間がかかっているのかを計測して
「1分あたりにどれぐらいの単語数が読めているのか」
というリーディング速度を計測し、目標のリーディング速度を決めて取り組む必要があります。
英語のリスニングについては、
自分のシャドーイングを録音してどれぐらい単語をきちんと発音できているのかをチェックしたり、
ディクテーションをしてみて、聞き取れている単語数を数えて、「全体の何%ぐらいを聞き取れているのか?」をまず把握するのも効果的です。
英語のライティングに関して言えば、
「英文メールを1本書くのに何分かかっているのか?」
「英作文問題を、制限時間内で**字書けているのか?」
といったことを計測して、現段階の数値を出し、
「**分以内に書く」
「20分で**字以上書く」
といった目標をもって取り組むと効率良くライティング作業ができるようになるのです。
学習効率を高めるために「計測する」意義と方法
英語の4技能のスキルアップのみならず、英語の学習効率を高めるのにも「計測する」ことが効果的なんです。
たとえば、単語を覚えるとき。
単語**個を覚えるのにどれぐらい時間がかかっているのかを計測し、現状の単語のインプット効率を把握します。
そして、
「**分間でこれだけやる!」
といった具体的な目標で勉強していく方が効率的ですし集中力が高まります。
また、単語を覚えているかテストをするときでも、
1問あたりの時間制限を設けて、3秒以内に単語の意味が出て来なかったら次!
などとしてテンポよく進めたり、
100問中、何問は覚えられていたかと点数を「測定」することも効果的です。
問題集も、ただ漠然と解くのではなくまずは時間制限を設けることで、
自分の学習がスローペースになっていないか、目標に向かってスムーズに学習が進んでいるのかといった進捗状況が確認しやすくなります。
このように英語学習においても「計測する」ということを取り入れることで、集中力が増し、学習効率を高めていくことに役立ち、結果的に英語の上達スピードが速くなるのです。
まとめ
いかがでしょうか?
英語学習において、「計測する」ことの重要性と効果をご理解いただけましたでしょうか?
このように、英語上達においても「計測する」ということが上達の一つの効果的な方法です。
伸ばしたい英語スキルを、「計測する」ことで現状のレベルを「数値」で把握し、数値目標を立てて取り組む、ということをぜひやってみていただければと思います。
そして、「定期的に計測する」⇒「課題を発見する」⇒「改善する」というサイクルを実行して、英語上達や英語学習の効率化に取り組んでみてくださいね。
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WRITER この記事を書いている人
MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
30年近く、某米軍基地で事務職員として働いています。
普段からアメリカ人のEメールや、会話を書きとって暗記しるなど、
英語の勉強は毎日行っていますが、未だに短い会話しか出来ません。
緊張して焦って間違えて聞き取ってしまうこともあります。
そのため、アメリカ人と仕事以外の会話を避けてしまいます。
この状況を克服して、日本語と同じくらい英語で話せることが
目標です。
こんにちは!コメントありがとうございます。英語の勉強をされているんですね。素晴らしいですね。英語を話すにはコツがあります。暗記などのインプットも大切ですが、そのインプットを活用して、自分の言いたいことを英語で伝えるためには、「英語の思考回路」を鍛えることが重要になってくるんです。もし、その辺りにご興味ございましたら、体験英語コーチングでお伝えさせていただきますので、ご検討くださいね^^