昨日は、とてもおぞましい、痛ましい事件が起きました。
わが家も小学生が2人いるし、同じ鉄道沿線沿いなので、衝撃を受けました。
朝から、サイレンが止むことなく鳴り響いていて…
どこかで大きな火事でもあったのだろうか…と思っていたら…
きっと周辺の救急車が総動員されていたのだったと思います。
海外でもこのニュースが大きく取り上げられていました。
アメリカのCNN、イギリスのBBCの映像付きの記事をご紹介します。
・CNN:Two killed, including schoolgirl, in Japan stabbing spree
https://edition.cnn.com/2019/05/27/asia/japan-stabbing-intl/index.html
CNNでは、
”a rare act of public violence in a country considered one of the safest in the world”
(世界で最も安全だと思われている国で、まれな公共犯罪だ)
といった表現がされているのが印象的です。
最近、こういう事件が多いな…と私は感じているのですが、そういうのは私たち日本人の印象であって、
銃の乱射事件や無差別殺人、テロなどが横行している米国にあっては、今回の事件な度は「え?あの日本で?」という感じで珍しいのでしょうね。
また、“stabbing spree”とあまり聞きなれない用語が使われています。
stab は”刺す”という、かなり一般的な動詞ですが、spree というのが「やり放題」とか「連続」「騒ぎ」などの意で、“stabbing spree” は、「連続刺殺」の意味になります。
時事英語で、spree killer「連続殺人魔」などと表現されることが多いです。
・BBC:Japan attack: Child among three dead in Kawasaki stabbing
https://www.bbc.com/news/world-asia-48428695
BBCの記事では、
They are extremely rare and Japan has one of the world’s lowest rates of violent crime.
「極めて珍しい。日本は凶悪犯罪率が世界で最も少ない国の一つだから」
としながらも、
However, there has been in recent years a handful of attacks involving knives.
「しかし、近年はナイフを用いた犯罪がわずかながら起こってきた」
として、数年前に起きた相模原障がい者施設殺傷事件や大阪の附属池田小事件などが下記のように紹介されていました。
・In 2016, 19 people at a care centre for people with mental disabilities were stabbed to death by a former worker.
・Eight students were killed in a 2001 attack after a man entered an elementary school in Osaka.
ちなみに、a handful of は、「一握りの」とか「ほんの少数の」という熟語です。
こうした事件でよく使われる重要用語をご紹介しておきます
violent crime : 凶悪犯罪
suspect:容疑者
victim:犠牲者
stab:刺す
亡くなられた方の無念とご家族の悲しみを思うといたたまれません。
ご冥福をお祈りします。
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WRITER この記事を書いている人
MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
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