「on the team」はなぜ”in”ではなく”on”なのか?「in the club」なのに…

「on the team」はなぜ”in”ではなく”on”なのか?「in the club」なのに…

MAKI

WRITER MAKI

前置詞の”in” と “on”。

違いや使い方が紛らわしいこの2つの前置詞ですが、「チームの中で」とか「チームに所属して」というときに、「on the team」と表現します。

ここで、多くの人が疑問に思うのが、これがなぜ、in the team ではなく、on the teamになるのか、です。

ちなみに、「クラブの中で」とか「クラブに所属して」だと、「in the team」になります。

学校のクラスもそう、「in the class」

例えば、こんな感じ

Maki is on the tennis team.
「マキは、そのテニスチームにいます。」

Maki is the best player on the team.
「マキは、そのチームで一番強い選手です。」

普通に考えると、「in the class」になりそうなもの…なのに何故?!

“on the team”、”in the class”の違いはこう考えよ!

ここで、inとonというそれぞれの前置詞のもつイメージに戻っています。

inは、「~の中に」(所属)

onは、「〜の上に」(接着)

そして、一方で、clubとteam それぞれの役割や目的について考えてみましょう。

clubというのは、内向的な、プライベートな集まりで中で活動するものです。

ですから、「中で」活動するイメージで”in”。

それに対して、team は、対外的な、例えば、チームとして試合に出ていくイメージです。

チームの「上に」立ち、あるポジションとして「張り付いて」いる=「接着」のイメージですから、”on”を使うのが良い、というネイティブ感覚なのでしょうね。

ちなみに、”on the team”はアメリカ英語であり、イギリス英語だと”in the team”と言うようです。

だから、”in the team”も間違いとは言い切れませんね〜^^

 

まとめ

いかがでしょうか?「on the team」がなぜ “on”を使うのか理解できましたか?

なぜこの前置詞を使うの??と思ったら、前置詞がもつイメージに立ち返ってみると納得感のあるヒントが得られるかもしれません。

 

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3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。

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