英検とTOEIC、社会人にとってどっちがいいんですか？

これ、よくいただく質問なんです。

コーチングで「英会話」の目標を達成した方から、次なるチャレンジとしてどちらがいいか、と。

英語が話せるようになると、次は、「自分は英語ができる」と証明できる資格が欲しくなる、こんな方はとても多いです。

あるいは、

「自分は、試験とか資格とかスコアとか目にみえる目標の方がモチベーションが保ちやすいんだけど…。

TOEICとか英検とか、、、」など。

いずれにせよ、英語の資格やスコア、つまり「見せる」英語力を持っておくことは、強くおすすめしています。

キャリアの可能性やや仕事の選択肢が広がりますからね！

で、その「見せる」英語力として、

「資格を取るとしたら英検とTOEICどちらがおすすめですか？」

というご質問が多いので。

今日は、この質問に対する私の答えを
ここに、述べます！

英検とTOEIC、社会人・大人にはどっちがいい？

「社会人の英語の資格として、英検とTOEIC、どっちがいいのか？」

 

それは…

「目的は何か？」

によります。

で、その目的も次の２つのポイントに分かれます。

・資格をどこで、どう使いたいのか？
→どこで必要とされる、重視されるか

・どんな英語力を身に付けたいのか？
→資格の勉強を通して身につく英語力

上記２つのポイントから、自分にベストな方をじっくり考えるべきです。

では、TOEIC、英検それぞれ上記２つのポイントについて解説します。

TOEIC

資格を「英語力の証明」として使う場・人
・転職市場
・昇進・昇給・異動での英語力アピール
特に、外資系、海外に支社を多く持つ大企業、東京・大阪など大都市圏

高めたい英語スキル
・英文を大量早く読めるようになる
・話の流れと要点を掴むリスニング力
・ビジネスで使える英語表現
・英語での情報処理の早さ

英検

資格を「英語力の証明」使う場・人
・教職・学校の先生など
・学習塾・予備校・英会話スクール
・転職市場、昇進要件
特に地方都市（東北・西日本、沖縄など）
・フリーランス英語講師、翻訳業

高めたい英語スキル
・アウトプット力を高める
・ライティング・スピーキング力
・話す・書く・聞く・読むの４技能
・幅広い分野の英語の理解・洞察


いかがでしょうか？

ざっくり言っちゃうと、

・転職を考えているならTOEIC

・英語力を上げる、教育関係なら英検

って感じ。


もちろん両方持っておくに越したことはないですが、両方を一度に対策するのが効率良くありません。

優先度を決めてどちらかを先に取り組むのをおすすめします。

TOEICと英検、問題形式が大きく異なるため、自ずと対策方法も変わってくるからです。

 

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