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【Versant 対策】Versant初心者がまず知っておくべき攻略ポイント徹底解説【問題構成と受験環境】

【Versant 対策】Versant初心者がまず知っておくべき攻略ポイント徹底解説【問題構成と受験環境】

WRITER MAKI

 

Versantは、世界最大規模の教育サービス会社であるPearson社が開発した英語のリスニング&スピーキングテストのことです。外資系への転職を考えているなら準備しておくことをおすすめします。

この記事では、versantについて

・これから受験する方
・初めて受験する方

に向けて、出題形式や対策と注意点など受験にさいして気を付けたい基本的なポイントを解説していきます。

 

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VERSANT(ヴァーサント)とは?

Versantはイギリスに本社を置くピアソン社が開発した、英語のリスニング&スピーキングのテストです。

世界中に普及しており、日本では外資系企業を中心に活用されています。

「TOEICの点数が高いけど、英語は話せません」という方、けっこう多いですよね?

そのため、versantはスピーキング能力特化のテストとして導入されています。

とはいえ「会社から受験するよう言われたから取り敢えず…」なんて何も準備しないで受けると、痛い思いをすることになりますよ。

また、versant初受験の方の中には「あれも勉強しなきゃ。これもやらなきゃ!」とパンクしてしまう方も多いんです。

こうならないように「まずはここだけおさえておこう!」というポイントを絞ってお伝えしていきますね!

 

VERSANTの特徴は?


Versantの試験時間は約20分程度。採点結果も数分でわかります。

テストは6パート、全部で63問あります。自宅で20分集中し続けるのはけっこう大変です。

会場に行く必要はありません。自宅でパソコン、もしくはスマホを使用して、24時間いつでも受験が可能です。

おすすめは「スマホでの受験」がやりやすくていいですよ。

最大の特徴としては、AIが採点する点です。ここがスピーキングのやり方に影響するので要注意。


特にversantは、スピーキングテストでありながら、リスニングと切っても切り離せないと言っても過言ではないほど「リスニングの難易度が高い!」です。

単語自体は基本的なものが多いのですが、音質がクリアではないので注意。

電話や聞き取りにくいラジオのような音質です。TOEICのクリアな音質に慣れていると、かなりやりづらいかと…。

VERSANT受験時の注意点

Versantを受験するにあたって、注意したい点は以下の2点です。

・集中してしっかりと聞く
・とにかく話す!(沈黙しない!)

TOEICは部分的に聞ければ解答できる問題が多いのですが、versantの場合、一言一句集中して聞く必要があります。

また、英語のスピーキングにおいて「沈黙はNG!」です。

解らない時も、とにかく話してみる!「I don’t know.」でもいいんです!

VERSANTはどうやって評価されるの?

評価基準は4つあります。

1・発音
2・語彙
3・流暢さ
4・文章校正

これら1~4の平均スコアで評価がされます。

どこかが極端に悪いと、足を引っ張ってしまうという点に注意です。

VERSANTの問題形式は?6パートを徹底攻略!

1・Reading:音読

全部で8問あります。

8つの文章を声に出して読む形式です。

書かれているテキストを読み上げるだけ。

前項で説明したうちの「発音」と「流暢さ」が診断されます。


ここの攻略ポイントは、受験申し込み後に送られてくるテキスト!

テキストに、パート1の読み上げる文章がすでに記載されているんです。

受験票のテキストをあらかじめ読んでおきましょう。

・どこで意味が区切れているか把握しておく(変な位置で区切ると流暢さマイナスになります)

・ストーリーをイメージしてリラックスしながら読む

・読むスピードは速すぎないように、ナチュラルなスピードを心がける

これらに気を付ければ、このパートは乗り越えらるはず!


2・Repeat:復唱

音声で流れてきた文章を聞こえた通りに発音して再現します。

全部で16問あり「発音」「流暢さ」「文章構文」が診断されます。

当たり前ですが、1度しか読まれません!

読まれた文章を頭で覚えて、そのまま再現するのですが、緊張も相まってけっこう難しいです。

早くて聞きづらいので、ボンヤリしていると急に始まって焦ります。

最初から集中して、一言一句逃さず聞いて下さい。


最初は、5~6単語で構成される短い文章が読まれます。

だんだんと長く早めになってくるので、難易度が上がります。


途中から「え?何?わからなかった」となると、次の問題が始まったりして心が折れやすいです!

自分がコピー機になったと思って、心を無にして集中することが大切!

後半の文章は全てを暗記しておくのは難しいのでコツがあります。

「主語と動詞を軸にして、文全体の意味をイメージし、文法知識で補う」とやりやすいと思います。

個人的に、このパートが一番難しいと感じました。

3・Questions:質問

全部で24問あります。

2択などのクイズ形式です。問題自体は日本語で考えると簡単なものです。

例を挙げると、受験票にあるサンプルの問題…

「あなた水をボトルから飲みますか?新聞から飲みますか?」というものですが…答えは、当然ボトルですよね?

ここでのコツは「一言、単語だけで答える!」という点です。

英語を勉強していると、どうしてもセンテンスで答えた方がいいのかな?と思いがち…ですが、これをするとマイナス評価になるので要注意!

というのも、AIが判定するので余計な言葉がっていると不正解になってしまうんです。

受験票の注意にも「実際に使用された単語で答える」と記載があります。言い換えもダメですよ。


ちょっと長いので、集中力が切れやすく要注意ポイントです。

クイズゲームに参加していると思いこんで、楽しみながらやりましょう!

もし答えが解らなくても、沈黙はダメですよ。

「I don’t know.」もしくは、どちらか聞こえた単語を答えておきましょう。

4・Sentence Buildings:構築

全部で10問あります。
文章を並び替え問題です。3つの単語の塊を並び替えて正しい文章を作ります。「流暢さ」と「文章構文」のスキルが診断されます。聞こえてきた単語の塊を、一度頭に置き、並び替えて答える形式。
前半は短くてシンプルな文章、後半は長くて難易度が高くなります。
なるべく前半の問題で点数を稼いでおきましょう。
後半は難しいので、単語からイメージして文章を作成するといいでしょう。

5・Story retellings:要約


全3問からなります。ストーリーを聞いて、30秒間で要約する形式。
聞こえたストーリーの起承転結をつかんで、再現します。
「発音」「語彙」「流暢さ」「文章構文」の4つが診断されます。
一番のスピーキング力を診断される部分かと思います。
ストーリーの展開をしっかり追って、頭の中でイメージしましょう。
答えは、聞こえてきた単語を使用することが大切です。AIが判定するので、言い換えたり不要な言葉を使用したりすると不正解にされてしまいます。

6・Open Question:自由回答


全2問で採点対象ではありません。リラックスして受けてくださいね。
簡単な質問に対して、自由に回答します。
例えば「子どもにスマホを持たせるべきか否か」といったもの。
採点されませんが「発音」「語彙」「流暢さ」「文章構文」のスキルが必要です。
企業で受験した場合、人事部などが聞けるようになっています。
そのため会社で受験している場合は、きちんと答えましょう。
コツは3つのパートから組み立てること。
1・自分の意見(結論部分)
2・理由とサポートセンテンス(具体例など)
3・自分の意見(結論)
この順序でセンテンスを作成すれば、バッチリです!

VERSANTの受験環境を解説


パソコンでもスマホでも受験が可能です。
ただし、パソコンの場合は禁止事項が多いので要注意。
例えばヘッドセットを使用することが義務付けられており、内蔵マイクは使用禁止です。ヘッドセットも、ピンジャック方式のものとBluetooth接続は禁止で、USB接続のもののみ使用可となっています。
受験票では、スマホでの受験を推奨していました。
とはいえ、スマホの場合、イヤホンは使用不可。ワイヤレスイヤホンも禁止です。
内蔵マイクを使用するので、スマホ一台で受験するイメージですね。
スマホの場合、Versantのアプリをインストールして、アプリ経由で受験する形式になります。

VERSANTとTOEICとの違いは?


テスト会場に行かず、自宅で、しかもスマホ1台で24時間受験が可能です。
またテスト結果が数分でわかるのも大きなポイント。
一般的な試験では人が採点しますが、versantの場合はAIが採点します。
とはいえ、受験には数日かかるので解説しておきますね。

VERSANTの受験方法は?


申し込み手順としては、以下の通り。
Versant HP→代理店(リンク)→必要事項記入&支払い→受験票(翌日~3日以内)→受験
受験料は5500円です。TOEICは7000円弱かかりますので、少しはお安いのかな?
受験票が届けば、いつでも受験が可能です。

VERSANTとTOEICの目安スコアは?

 

TOEICスコア VERSANTスコア

700点台 40点台
800点台 50点台
900点台 60~70点台
満点(990点) 80点

これが目安と言われていますが、私、および友人の英語を勉強している仲間たちの成績から鑑みると「目安より低い点が出ている」という点を主張しておきます。
おそらく、versantの場合は日常的に英語を使う人、発音が良い人は点数が高いようです。
日本国内にいて、英語を日常的に使う環境にない人はやや不利かもしれません。
ですが、自分のスピーキング力を客観的に図る…という点からはとてもいいと思います。

VERSANTを受験してリスニング&スピーキング力を知ろう


日本でも外資系企業を中心に広まっているversant。
会社で受験するように言われた…という方も多いのではないでしょうか。
スマホ一台あれば、自宅で24時間いつでも受験できる手軽さと裏腹に内容はけっこう難しいです!
今回ご紹介して攻略のコツを参考にして、ぜひ受験してみてください。
スコアが数分ででるので、自身のリスニング&スピーキング力がすぐにわかります。もちろん、自分の英語勉強のモチベーションアップにもおすすめですよ。

WRITER この記事を書いている人

MAKI

3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。

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