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3ヶ月でリベンジ合格!!【英検1級 勉強法】完全ロードマップ

3ヶ月でリベンジ合格!!【英検1級 勉強法】完全ロードマップ

WRITER MAKI

大学上級レベルの英検1級。1次試験の合格率は10% 前後と言われ、一度は落ちてしまったものの次こそは合格したい!とリベンジに燃えている人も多いと思います。しかも2024年6 月からは英検の試験内容がリニューアル。
多くの人がまずは単語をやらなくちゃ!と語彙対策中心の勉強になりがちですが、それでは合格できません。ではどうすれば合格できるのか?それは「自分には何が足りないのか、合格までのギャップを把握すること。」今回は、不合格から学習を続けて3ヶ月で1級合格を勝ち取るための、オリジナルロードマップを伝授します!

なぜ語彙対策ばかり頑張るの?英検学習の落とし穴

落とし穴のイメージ画像です

2024年6月からリニューアルする英検。1級についてはライティング問題数が増え、二次試験では意見を問う問題の前に導入文が追加されたりと大きな変化があり、より総合的な英語力が求められる試験内容に変化します。

そういったことも考慮しつつ、一度英検1級に不合格になったところから、次の英検に向けて短期間で合格を掴み取るにはどんな方法で勉強をしていけば良いのでしょうか?

本試験に向けて多くの人が、

「やっぱりまずは単語を覚えなきゃ!」
「あと過去問をもっとたくさん解いていかないと!」

と考えがちですが、ちょっと待ってください。

単語の暗記や過去問を解く前に、まず「自分には何が足りないのか」「合格点までのギャップをどう埋めていくのか」を正確に把握することが大事。そのためには自分にとって一番強化しなければならない英語力は何なのか、どんな学習・トレーニングが必要なのかを考えてほしいのです。必要な学習は人によって違うはずです。

皆さんが真っ先にやろうとする語彙問題は、大問1に25問あるので確かに大事ではあります。ですが語彙力アップのために時間をかけすぎていて、英語力そのもののスキルアップが後回しになっていたり、読解力・リスニング力・ライティング力に十分な学習時間が取れていないという受験生がけっこう多く、それでは合格への道のりは遠いです。

一方で、私の英語塾でも語彙問題は点数が取れていて25問中20問ぐらい正解できるのだけれど不合格、という人もたくさんみてきました。語彙だけ出来ても、他のところで点数が取れていないんですね。語彙も大事だけど、それ以外のスキルアップが非常に重要だと実感しています。

そもそも、語彙対策って果てしないです。単語の数は非常に多いので全部覚えるには時間がかかりすぎますし、語彙で点数を稼ぎたいと思っていると単語本1冊では足りません。中には単語が難しすぎて挫折してしまう人もいます。

それでもなぜ語彙対策がクローズアップされるのかというと、

・数が多いからここで点数を取るべき!
・一旦覚えれば確実に取れる、安定できる!

と思いがちだからです。

ですが私はそれよりも、もっと英語力を伸ばしていくトレーニングをすることを大事にしてほしいと思います。英検の問題は読解力・リスニング力・ライティング力を含む総合的なスキルを重要視して作られているからです。

帰国子女や留学経験者など、アウトプットには慣れている人や リスニングが得意で満点が稼げるような人は、 「あとは語彙をやっておけば大丈夫!」というのもわかります。

ですが英語は日本で受験英語に頼って伸ばしてきた、留学経験なしの純国産の学習者は、語彙以外のところをしっかり伸ばしていかないと、例え語彙問題を全問正解していても合格点に到達しないという現実が待っています。

前置きが長くなりましたが・・

では、何を中心に学習時間を割けば良いのでしょうか?

それは、①にライティング力、②に読解力です。

詳しく解説していきます!

2024年6月からリニューアルする英検の内容についてはこちらの記事を参考にしてください

↓↓↓

英検をオンラインで受験できるS-CBT。従来型試験との違いはこちらの記事をどうぞ↓↓↓

短期間で合格を目指すならライティングと読解力を身につけるべし!

読解の英語学習をする女性の画像

よほど英語の基礎力が強化された人でない限り、単語や語彙に頼るだけでは勝ち取れないのが英検1級。

何よりも時間をかけて頑張ってほしいのはライティングと読解力です。

高得点が取れるライティングに最も時間をかけよう

「英単語を制する者が英検を制す」と言う人もいますが、私は「英作文を制するものが英検を制する」と言っても過言ではないと思っています。

なぜライティングが大事かというと配点の比重が高くなっており、ライティングは1問で850点。しかも、ライティングはいちばんスコアを伸ばしやすいんです。

・配点の比重がいちばん高い
・最もスコアを伸ばしやすい
・成長実感ができる
・面接でのスピーキング力につながる

などの理由から、ライティング強化対策を強く推しています。

一次試験は通ったものの二次試験になかなか合格できない人も多い。私のコーチングでも二次試験のための受講生さんがいるくらいです。

書くための型を理解し、アイディア出しのコツ、ポイントを押さえた上で書いて添削を受けてまた書く。書くたびに成長を実感し伸びやすいので、ライティング学習は継続しながらモチベーションを上げることができます。勉強が楽しくなりますよ。

よく「ライティングはサンプルをたくさん読んでいけば、ある程度は書けるようになるんじゃないか?」とか「ライティングの型を覚えてネタをストックしておけばなんとかある程度は書けるんじゃないか」そんなふうに思われて対策が弱くなりがちなのですが、英作文は書かないと伸びません!!

ネタを暗記して運よく高得点を取れる人もいますが、その次の二次試験で苦労するというパターンも。

二次試験(面接)は英作文の延長です。書けたら、次はそれを話せるかどうか。

ライティングや読解は、自分にとって相性のいいテーマが出れば得点を取れるけれど、相性の悪いトピックが来ると正答率が悪い・・・それでは合否が運任せになってしまい危険です。

何度か英検を受けているけど、受けた回によって成績が良かったり悪かったりで安定していないという人も、まずはライティング力強化に力を入れましょう!

ライティング対策におすすめな教材【最短合格!英作文問題完全制覇】

英検一級最短合格!英作文問題完全制覇の本の表紙

最短合格!英作文問題完全制覇

サンプルエッセイや書くために知っておくべき知識が盛りだくさんの「英作文完全制覇」。
読んだりリスニングをして英作文の構成に慣れ、書くためのアイデアをインプットしましょう。知識をインプットしつつ、実際にどんどん書いていきます。

書くためのアイデアを「覚える」のではなく、こういう考え方があるんだとか、こういうことが社会で起こっているんだという知識を自分の中にストックしていくイメージです。

サンプルエッセイを読んだりリスニング(音声ダウンロードも可)を聞きながら、こういうボリューム感で書くんだな、と感覚を掴んだり、接続表現の使い方などにもに慣れていきましょう。

教材を使ったライティング学習の進め方

ライティング学習で重要なのは、英作文は頻度を決めて書いていくということです。とにかく書かないと伸びません!ただ書くためのネタをストックするだけではだめです。

できれば1週間に1回くらいのペースで先生やコーチから添削を受けることをおすすめします。添削を受けて復習し自分のクセ・弱点を把握してまた書く。これを繰り返すと書くたびに伸びていきます。

インプット→実際に書く→添削してもらう→復習してまた書く→これを繰り返す!

このプロセスでライティングに取り組むことが二次試験対策にも繋がっていきます。「英作文の書く力」が面接に必要な「話す力」の土台を作っていくのです。ぜひ、ここに一番の力を注いでくださいね。

自分の意見、それを裏付ける理由、具体例などを出すプロセス、自分の言いたいことを英語にしていくスキル。書くことにより時間をかけてアウトプット力をつけていきましょう。一方で、スピーキングのトレーニングではそれに瞬発力をつけていきます。

読解力はリスニング力にもつながる

会話問題を解くことができても、Part2以降の問題が解けないなら、読解力を疑ってみてください。読解力は長文を読み解くときだけに必要なスキルではなく、リスニングにおいても読解力が必要な場面が多々あります。

リスニングは、単に英語の音が聞きとれるだけでは点数は取れません。例えば大問2の説明文におけるリスニングや、大問3、大問4のインタビューなどの問題、こういった問題には文脈の理解力が重要になってきます。ただ聞き取れるだけでは内容を理解し正しい選択肢を選べません。そこでやはり読解力が必要になってくるのです。つまり読解力というのはリスニングにも波及する問題であることをしっかり認識しながら学習を進めましょう!

過去問は最後の実践力トレーニングにとっておく!

問題集のイメージ画像です

英検対策の勉強をするとき、大抵の人は過去問を軸に勉強しようとします。確かに英検を知る意味では過去問をベースに取り組むのは大切なことです。しかしここで確認していただきたいのですが、

・1級を既に何度か受けている
・自分の弱点を知っている
・惜しいところで合格をのがしている

こういう人は過去問ベースで学習するのはOKです!

逆に、

・合格点から随分かけ離れている人。※バンドがG1-5以下の人
・これまで語彙中心にやってきて英検対策がしっかり出来ていない人
・解き方に自信がない、過去問が難しすぎると感じる人

こんな人は過去問に手をつける前に、まずは専用の教本・対策本に取り組みながら英検の全体像や攻略法を知りましょう。

ゲームを攻略するときに読む攻略本と同じで、「戦い方を知る」のが大事です!
そういった教本でトレーニングした後に、試験1ヶ月くらい前から過去問を解いていきましょう。

そうは言っても語彙力も大事

辞書の画像です

単語や語彙力ばかり鍛えても合格は出来ませんと何度も言ってきましたが、かといって語彙対策をなおざりにして良いというわけではありません(笑)もちろん語彙力対策も必要です。単語は毎日の隙間時間を利用して取り組むのがおすすめです。

ただし、ただ単語だけ覚えるというのは長期記憶としてなかなか頭に定着しにくく効率が悪いので注意です。

おすすめは文章で単語を覚えるやり方です。いくつかおすすめの教材をご紹介します。

【文単】英検1級・文で覚える単熟語

【文単】英検1級・文で覚える単熟語の表紙画像

英検®︎1級文で覚える単熟語

文単は、英検形式の長文を使って単語を覚えていく教材で、精読・音読・通読で長文読解力をつけていくことができる教材です。これ1冊で語彙のみならず「長文読解力」「速読力」「リスニング力」を身につけていくことができます。

音声ダウンロード、アプリ対応もできるのでリスニング対策としての音読トレーニング(オーバーラッピングやシャドーイング)をするのもおすすめです。

この本で単純に単語熟語だけを覚えるのではなく、これで読解力を付けていくつもりで取り組んでみると良いですよ。

文章構造や意味を丁寧にとっていって、英語の語順で音読して、理解度をしっかり確認していきましょう。結果的に、単語も覚えてしまうことができるでしょう。

1日1ページなど無理のないスケジュールで取り組んでいくと、1級の長文を読む力が着実についていきますし、結果的に単語も覚えることができています。

出る順パス単 

出る順パス単の表紙画像

英検®︎1級出る順パス単

「文単」でも単語を覚えることができますが、語彙力を高めるにはこれだけでは足りません。「出る順パス単」でさらに単語をインプットしていきましょう。1冊を何度も回転させて頭に叩き込んでいき、記憶に定着させましょう。

単熟語EX

単熟語EXの表紙画像

英検®1級単熟語EX 第2版 (出る順で最短合格シリーズ)

最近ではこちらの単熟語EXが、大問1に関してカバー率が高いと言われていて人気です!最新の出題傾向に合わせた必要な語句が約3000語近く載っています。

「出る順パス単」と交互にやっても良いですし、繰り返し回して語彙力をより確実なものにしていきましょう!


単語は隙間時間で覚えよう

電車の中で英語学習をする女性の画像です

単語を覚えるために長時間机に向かうのは時間の使い方として勿体無いです。机に向かえる時間はライティングのトレーニングに当ててください!

単語は1日の中で10〜15 分の隙間時間を使ってこまめに学習するのがおすすめ。手は空いてないけど耳だけ空いている時には、音声で聞いて覚えるなど工夫しましょう。

いつまでにここまでのページを終わらせるとか、今日は100個の単語を確認するとか、目標を決めてやるとなお良いです。

単語はもちろん毎日やるのですが、学習は読解や問題を解くことを中心にやってくださいね。そうすると、この単語はこの問題で見た単語だな、というふうに記憶に残り覚えられます。

パス単などを一通りやった後には問題形式のものに取り組んでいくのがベターです。分野別ターゲット(語彙問題完全制覇でもOK)で問題を解きながら覚えるのも良いですね。

試験本番まで学習の時間配分も計画的に

時計とカレンダーの画像です

3ヶ月で1級のリベンジを狙う場合、ここまで解説してきたライティング・読解・リスニング・語彙の学習を試験2ヶ月前くらいまでに終わらせておくようにしましょう。そして最後の1ヶ月で実践&演習を重ねていき本番力を養っていきます。

試験1ヶ月前を切ったら(少なくとも3週間前には)過去問を使って本番練習スタートです!1週間に1回〜2回くらい、頻度を決めて定期的に取り組んでいきましょう。

過去問を解くときは時間制限を設けて本番同様に解いていきましょう。隙間時間に何問かずつ解くやり方はおすすめしません。問題を解く順番も、自分にとってパフォーマンスを最大化できる順番を考えながら取り組みましょう。

解いたものは、できなかった問題を中心にしっかり復習します。この時、できた問題は復習しなくても良いわけではありません。できた問題もしっかり復習しましょう。できた問題の中にも、勘でなんとなく出来ちゃった、という場合も時にはあります。間違えた問題を、なぜ間違えてしまったのか理解することが大事であるのはもちろんですが、正解した問題も、こういう理由で正解だったということを再度認識してしっかり落とし込んでいくことが大事です。そうやって、最終段階の過去問は納得いくまで何度も復習しましょう!

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e-LIFEWORKでは大人の英検一発合格塾を開催しています。たくさんの社会人や主婦の方々が3ヶ月で英検の1次試験、2次試験に続々合格しています。

「英語を学ぶ目標が明確になった」「先生が丁寧に寄り添ってくれるので安心して飛び込むことが出来た」など嬉しいお声をたくさんいただいています。

グループコンサルのセッションでは同じ目標をもつ仲間と切磋琢磨し合えたり、仲間たちと勉強方法を共有し合うことで気づきが生まれたりと、良いモチベーションアップの場にもなっています。

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WRITER この記事を書いている人

MAKI

3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。

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