
英検1級・準1級/英作文がスラスラ書ける!万能テンプレ&フレーズ集
英検1級・準1級の学習中の人で「英作文が苦手」という人は多いと思います。
本記事では、合格者が実践する使えるテンプレートと便利な表現を、「イントロ」「ボディ」「結論」の3構成ごとに完全網羅でお届けします。
スラスラ書けるようになるだけでなく、採点者に「伝わる」「読みやすい」印象を与えられる構成&フレーズ集です。ぜひ保存して何度も見返してくださいね。
目次
英作文の基本構成は【4パラグラフ】で攻略しよう!

英検1級・準1級のライティング問題では、
Introduction(序論)
↓
Body Paragraph 1 (理由1)
↓
Body Paragraph 2 (理由2)
↓
Conclusion(結論)
という4パラグラフ構成が基本です。
この型を覚えておくと、どんなトピックでも迷わず書き始めることができ、論理的な文章を組み立てやすくなります。
それぞれのパートで使える定番フレーズをご紹介します。
Introduction(序論)
まずは自分の意見を明確に伝えることが大切です。
たとえば、以下のように書き出しましょう。
I believe that [主張]. There are several reasons to support my opinion.
私は[主張]だと考えます。その理由は複数あります。
ポイントは「自分の立場をはっきり述べること」と「これから理由を説明しますよ」という予告を入れることです。
Body Paragraph 1(理由1)
次に、第1の理由を提示します。構成としては以下のように書くとスムーズです。
First, [理由1のトピックセンテンス] まず第一に、[理由1]が挙げられます。 ↓ For example, [具体例やデータ] たとえば、[具体例やデータ]という例があります。 ↓ This example clearly illustrates why [主張と関連づける] この例は、なぜ[主張]が妥当であるかを明確に示しています。 |
こうして最初に理由を述べ、その後で具体例を加えることで、説得力が一気にアップします。
Body Paragraph 2(理由2)
続いて、第2の理由を示します。構成は1つ目の理由と同様ですが、語彙を少し変えてバリエーションを出すと、より読みやすくなります。
Second, [理由2のトピックセンテンス] 次に、[理由2]が挙げられます。 ↓ To illustrate, [具体例や経験など] たとえば、[具体例や経験など]という事例があります。 ↓ Therefore, this shows that [主張とつなげる結論] したがって、このことから[主張]が正しいことが分かります。 |
このように、「Second」で始めることで文章に流れが生まれます。
Conclusion(結論)
最後に、もう一度自分の主張をはっきりと伝えて締めくくります。
In conclusion、 I strongly believe that [主張を繰り返す]. The reasons mentioned above clearly support my opinion. 結論として、私は[主張]であると強く信じています。 上で述べた理由から、その考えを裏付けることができます。 |
序論と主張が一致しているかを確認し、理由を要約して締めることで、説得力のある英作文が完成します。
この4パラグラフ構成をベースに、あとは語彙やトピックに応じて内容をアレンジするだけ。
「構成に迷わない」という安心感が、英作文における最大の武器になります。この基本テンプレートをベースにすれば、どんなトピックにも応用可能です。
目的別に使える!バリエーション豊かなテンプレ集

強く主張したいとき、反論したいとき、賛否両論に触れるとき、将来を論じるときなど、その場に応じて文章の組み立て方も工夫したいところ。
そこで、そんな目的別に使えるテンプレートをご紹介します。4パラグラフ構成をマスターした英検準1級・1級を目指す皆さんも、このテンプレ集で表現の幅をさらに広げてみましょう。
① 強い主張を伝えたいとき
強い主張を伝えるときは、以下の構成が効果的です。
I firmly believe that [主張], because of two main reasons. 私は[主張]だと固く信じています。その理由は大きく2つあります。 ↓ First, [理由1]. Second, [理由2].まず1つ目は[理由1]です。次に、2つ目は[理由2]です。 ↓ Based on these reasons, it is evident that [主張の繰り返し]. これらの理由から、[主張]であることは明らかだといえます。 |
このテンプレートは、主張をしっかり打ち出したいときに最適です。シンプルながら説得力があり、読み手に強く印象づけることができます。
② 反論に対して自分の意見を述べたいとき
反論意見に対して自分の意見を述べるという立場で書く場合は、こちらの構成が鉄板です。
Some people may argue that [反対意見] [反対意見]と主張する人もいるかもしれません。 ↓ However, I believe that [自分の意見] しかし、私は[自分の意見]だと考えます。 ↓ This is because [理由1], and also [理由2] それは、[理由1]に加え、[理由2]という理由があるからです。 ↓ Thus, I maintain that [主張]. したがって、私は[主張]であると主張します。 |
英検のトピックには「賛否が分かれるテーマ」も多いため、このように反論を踏まえて自分の立場を主張する構成は非常に効果的です。 論理の一貫性とバランスの取れた視点がアピールできますよ。
③ 賛否両論を扱うトピックに対応
英検に出てくるトピックには、賛否両論を扱うものもよく出てきます。
そんな時に書きやすいパターンはこちらです。
It is true that [Aという意見] has some valid points. 確かに、[Aという意見]にはいくつかもっともな点があります。 ↓ Nevertheless, I believe that [Bという主張] is more convincing. しかし、それでも私は[Bという主張]の方がより説得力があると考えます。 ↓ This is due to [理由1] and [理由2] その理由は、[理由1]と[理由2]にあります。 ↓ In light of these reasons, I support the idea that [Bを再主張] これらの理由を踏まえて、私は[B]という考えを支持します。 |
このテンプレートは、相手の意見も一度受け入れつつ、自分の主張を強調したいときに最適です。バランスの取れた論述ができるため、英検ライティングでは特に高評価を狙いやすい構成です
④ 将来性に着目するテーマに
未来志向のトピックやテクノロジー、教育、環境問題などにぴったりのテンプレートはこちら。
In the near future, [トピック] will become increasingly important. 近い将来、[トピック]はますます重要になるでしょう。 ↓ I believe that [主張] for two key reasons. 私は[主張]だと考えています。その理由は大きく2つあります。 ↓ First, [理由1]. Second, [理由2] まず1つ目は[理由1]、次に2つ目は[理由2]です。 ↓ For these reasons, I am convinced that [主張] これらの理由から、私は[主張]が正しいと確信しています。 |
将来性を語るときは「展望+理由+確信」で構成すると、読み手に説得力と前向きな印象を与えることができます。
英作文の説得力を高める!使えるディスコースマーカー集

英検の英作文で、伝えたいことがあっても「どうつなげれば自然に聞こえるのか」が分からないと悩む人も多いはず。
そんなときに役立つのがディスコースマーカー(つなぎ言葉)です。
各パートごとに使える表現を紹介します!
導入(Introduction)に便利な表現
英作文は最初の一文が肝心です。
序論では自分の立場や問題提起をはっきりさせる表現を使って、読み手の関心を引きましょう。
There is much debate about whether… ~かどうかについては多くの議論があります。 Some people argue that…, while others claim that… ~と主張する人もいれば、…だと主張する人もいます。 In recent years, the issue of … has attracted considerable attention. 近年、~という問題は大きな注目を集めています。 I personally believe that … for the following reasons. 私は以下の理由から、~だと考えています。 |
理由の提示・例示(Body)に便利な表現
理由や具体例は、主張を支える土台です。説得力のある文章にするために、理由を丁寧に展開できるフレーズを活用しましょう。
This is because … これは~だからです。 One major reason is that… 主な理由の一つは、~という点です。 For example / For instance / To illustrate 例えば/たとえば/例として挙げると This example clearly shows that… この例は、~ということをはっきりと示しています。 |
因果関係・対比・強調に便利な表現
わかりやすく伝わる文章を作るには“つなぎ言葉”がカギ。因果関係や対比、強調の表現を使えば、より論理的で流れのある英文になります。
Therefore / Thus / As a result したがって/このようにして/その結果 On the other hand / While some people think that… 一方で/~と考える人がいる一方で It is true that…, but… 確かに~ではあるが、しかし… What makes this issue even more serious is that… この問題をさらに深刻にしているのは、~という点です。 |
結論(Conclusion)で便利な表現
結論部分では、自分の主張を明確にまとめることで、伝わりやすい英文になります。主張を再確認しながら、すっきりと結論をまとめる表現を押さえておきましょう。
In conclusion / To sum up / All things considered 結論として/まとめると/すべてを考慮すると For these reasons, I think … is necessary. これらの理由から、~が必要だと私は考えます。 Although there are some drawbacks, the benefits outweigh them. 欠点はいくつかありますが、それを上回る利点があります。 We should take immediate action to address this issue. この問題に対処するために、私たちは早急に行動を起こすべきです。 |
「導入」「理由の提示」「因果関係・対比・強調」「結論」4つのパートで使えるディスコースマーカーを紹介しました。
英作文は、正しい学習を重ねれば必ず高得点を狙えます。
ディスコースマーカーを上手に使うことで、論理的で読みやすい英作文が書けるようになります。そして英検本番でも、自信を持って自分の考えを伝えましょう。
◆英作文に必要な要約文の作り方はこちらの記事をどうぞ
↓↓↓
まとめ〜型とフレーズを覚えれば、英作文は怖くない!
英検のライティングで高得点を取るために必要なのは、構成の「型」を身につけることと使える表現を覚えておくことです。
この2つをセットで覚えれば、どんなトピックでも「伝わる英作文」が書けるようになります。
英作文は、英検の4技能の中でも最も点数を伸ばしやすい技能です。ここで覚えたフレーズを今日からさっそく英作文のトレーニングに使ってくださいね。
ぜひこの記事をブックマークして、繰り返し活用してもらえたら嬉しいです。
本記事は動画でも詳しく解説しています。併せてご覧ください🎵
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◆英検1級・準1級を掴むための具体的な学習戦略を知りたい方へ
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この記事を書いている人
WRITER
MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
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