fewとlittleの違いと使い方

fewとlittleは「少しの~」または「ほとんど~ない」と表現するときに使う修飾語です。
しかし、この”few”と”little”、「どちらをどう使っていいかわからない…」という方も少なくないようです。
また、高校・大学受験やTOEICにおいても、このfewとlittleの違いや意味、使い方を正しく理解しているかどうかを問う問題を見かけます。
今回は、”few”と”little”の違いや意味、使い方について整理しておきましょう。
few⇒可算名詞、little⇒不可算名詞 とともに使う
fewもlittleも基本的に名詞を修飾することが多く、いずれも
無冠詞で使うと「ほとんど~ない」 、冠詞”a”をつけて「少しの~」という意味ですが、
・fewは、数えられる名詞(可算名詞)
・littleは、数えられない名詞(不可算名詞)
に対してそれぞれ使うという違いがあります。
fewとlittleの使い方と意味
上記で述べたように、
無冠詞のfewとlittleは、いずれも「ほとんど~ない」という意味になります。
There are few apples in the fridge.
「冷蔵庫にはりんごがほとんどない」
I have little money.
「私はお金をほとんどもっていない」
※moneyは、数えられない名詞(不可算名詞)ですよね。とくに抽象名詞に分類されます。
一方、fewもlittleも冠詞 a を伴うと、いずれも「少しの~」という意味になります。
I have a few apples.
「私はりんごを少し持っています。」
I have a little money.
「私はお金を少しもっています。」
ここで注意したいことですが、few+可算名詞、a few+可算名詞には、
いずれも複数形の”s”を名詞の末尾につけるのを忘れないようにしてくださいね!