ここまでやればリスニング力は爆上がり!本気の英語勉強法6ステップ | ブログ | 株式会社e-LIFEWORK

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ここまでやればリスニング力は爆上がり!本気の英語勉強法6ステップ

ここまでやればリスニング力は爆上がり!本気の英語勉強法6ステップ

WRITER MAKI

リスニングのトレーニングには音声を使った勉強法が有効ですが、シャドーイングやリピーティングなどやり方はいろいろあります。自分にはどのやり方が合っているのだろうと迷子になっていませんか?今回は「これだけやればリスニング力は上がる!」と言える【本気のリスニング学習メニュー6STEP】を解説します。
TOEIC英検合格に向けて学習している人にもおすすめの勉強法ですので、ぜひ今日からの学習に取り入れてくださいね。リスニングに悩む全ての人必見です。

リスニング力アップ!本気の音読系トレーニングメニュー

リスニング

この記事を読んでくださっている方はきっと 勉強熱心な方が多いと思います。 おそらく今までにも色々なリスニングトレーニングに挑戦してきたのではないでしょうか 。

リスニング力は、英語をひたすらシャワーのように浴び続ければ上達するというものではありません。やみくもに聞き続けても聞き取れるようにはならず、それは「英語は、自分で出せない音は聞き取れない」という法則があるからです。

そのためには自分の英語発声をネイティブ音声に近づけていく音読系トレーニングが必須です。

筋トレでも足に効くもの、ウエストシェイプに効くものなど様々なメニューを組み合わせて行うと思います。 音読トレーニングも同様で、様々なメニューがあります。ディクテーション、シャドーイング、オーバーラッピング、リピーティング・・・実に多様なトレーニング方法があります。

ではどれをやったら良いのか?

全部やりましょう!(笑)

ただし、手当たり次第やるのではなく、効果的に学習成果を出すためには取り組むべき順番があります。その正しいステップを、「なぜその順番でやる必要があるのか?」というところまで詳しく解説していきます。

この記事で音読トレーニングの全体像をつかんでもらえたら幸いです 。そしてメカニズムを理解して取り組むことで確実なリスニング効果アップを狙っていきましょう!

まずは音声素材選びが重要!

音声の素材選び

取り組む前に、音声素材を選びましょう。

1つの英語素材を決めたら、同じ素材を使ってリピーティング→オーバーラッピング→シャドーイングという具合に段階的に取り入れることで、最強のリスニングトレーニングになります。

英文は短すぎず 長すぎずで、1分〜1分半くらいの会話などがベスト 。英文ストーリーの中に自分が「これは覚えたいな」と思える英語表現がたくさん詰まったものを選ぶのもおすすめです。

TOEIC学習者やビジネスマンの方なら、

・TOEICの会話・アナウンスの文章
・NHKラジオ英会話のダイアログ

この辺りもおすすめですよ。

TOEIC試験におけるリスニング能力を高めたい方はTOEIC 教材のパート3 ・part 4 を使って 暗唱できれば理想的です。TOEICの英語表現だったりストーリーにしっかり慣れることができるでしょう。

上級者さんなら、TEDなどで著名人のスピーチなどを利用するのも良いですね。

音声は、まずはスクリプトなしで聞いてみましょう。
何度も聞いているのに「内容が頭に入ってこない」「全然分からない」という場合は、教材のレベルがやや高すぎる可能性があります。
「聞き取れないところがところどころあるが、なんとなく話の全体像は分かる」くらいのレベルの素材を選ぶことが重要です!

最初から難易度の高い英語音声を使ってしまうと難しくて長続きしません。自分のレベルに合う素材を選ぶことがポイントです。

音声素材が決まったら、必要な道具を準備しましょう。

<用意するもの>
・英語音声
・書き起こしのテキスト
・紙
・鉛筆かペン(黒と赤)
・声を出せる環境

必要な道具と環境が揃ったらさっそく始めましょう!

最強のリスニングトレーニング6ステップ

6つのステップを示す画像です

様々なリスニングトレーニングをどの順番でどのように取り組んだら良いのか、メキメキ効果が上がるやり方をわかりやすく6つのステップで解説していきますね。

ステップ1)まずは英文を見ずにリスニングしてみる

ひとまずスクリプト(英文)を見ないでリスニング してみましょう 。聞こえてきた英文を耳だけで自分がどれだけ理解できているかを確認します 。 

ステップ2)ディクテーション

次にディクテーションを行いましょう。ディクテーションは、特にリスニングに効果的と言われているトレーニング方法で聞こえてきた英文を全て文字に書き出すトレーニングです。

テキストは見ずに音源を何度も繰り返し聞きます。これ以上聞いてももう書き取れないと言うところまで徹底的に聞きます。英語が書き取れない場合は、カタカナで書き取ってもOK!聞こえた通りに書くことが重要です。具体的な表現が分からなくても 内容を把握できればひとまず OKです。 

そして書き取りが終わったら音源を止めて文法知識や語彙の知識で補ったり修正したりします。
ここまでやったら答え合わせをしましょう!赤ペンの出番です。

ディクテーションの答え合わせをした紙はとても貴重なものです。自分のリスニングの弱点が浮き彫りになった宝の山なので絶対に捨てちゃダメ ですよ!

この自分の弱点をつぶしていく。言えるようにする。これが目的です。自分でしっかり発音できるようになったものは聞き取ることもできるようになっています。これがリスニング力が大幅にアップしていく過程です!

弱点潰しができたら改めて英文スクリプトを確認しましょう。聞き取れなかった箇所、ディクテーションで埋められなかった部分を中心に確認していきます。意味が取れるかどうかもスクリプトを読んでしっかりチェックしましょう。わからない単語・文法は当然調べて確認しておきます。
スラスラ読めて意味が理解できる状態まで持っていきましょう。

ステップ3)リッスン&リピート( リピーティング)

ディクテーションが一通り終わったら、リッスン&リピート(リピーティングとも言う)をします。全部をやらなくてもディクテーションで聞き取れなかった部分だけでもOKです。

リッスン&リピートは文章の区切りのいいところで区切って小分けに行っていきます。 例えば接続詞の前やカンマの後などで区切りながら行うのがベターです。

音源を聴いてその後に、音源通りに発音できるように練習して口慣らしをします。発音しにくいところは入念に何度も繰り返し練習しましょう。このリッスン&リピートを繰り返すことで「この単語はこう発音するのか~!」という発見が必ずあります。発見したら、自分でもしっかり再現できるようにしておきましょう。

ステップ4)オーバーラッピング

リッスン&リピートの練習が終わったら、次はオーバーラッピングに挑戦です。リスニングが苦手な方は特に時間をかけて欲しいところです。
オーバーラッピングとは、スクリプトを見ながら英語の音声と同時進行で発話していくトレーニングです。
聞こえてくる 英語音声に忠実に真似て行います。 特に 英語の正確な発音・リズム・イントネーション・アクセント・間(ま)も含めてネイティブの音声とそろえて声を合わせながらマネをします。

オーバーラッピングのやり方の例を音声で貼っておきますのでご参考にしてください。

オーバーラッピング

このように、音声をできるかぎり忠実にまねることが重要です。英語の正確な発音、アクセント、抑揚、音声変化を意識して聞いて、間(ポーズ/小休止)も含めて再現していきます。

言い始めから言い終わりまで音声にピッタリかぶせられるまで繰り返し練習しましょう。

最初は難しいかもしれませんが何度も繰り返し、ナチュラルスピードで発音ができるようになるまで行います。これが次のステップであるシャドーイングの下準備にもなるんです。

このステップ4オーバーラッピングのところでたくさん時間がかかるかもしれませんが そのつもりで心して挑んでくださいね。何度 練習してもしすぎるということはありません。とにかく繰り返し、できるまでやりましょう!

ステップ5)シャドーイング

いよいよ音読系トレーニングの最終フェーズ、シャドーイングです。
シャドーイングは、テキストを見ずに、聞こえてくる英語音声にやや遅れて、聞こえてきた通りに口に出していくトレーニングです 。

オーバーラッピングとの違いはテキストを見ないこと、英語音声に少し遅れてついていくところです。シャドーイングは、リスニング力アップのトレーニングとして効果がありますが、オーバーラッピングと組み合わせることで相乗効果が期待できます。

シャドーイングの音声も聞いてみてオーバーラッピングとの違いを確認してみましょう。

シャドーイング

一見オーバーラッピングとの違いが分かりにくいですが、「テキストを見ずに」「英語音声から少し遅れてついていく」ところがポイントです。

シャドーイングは非常に 難易度の高いトレーニングですが 、これをやる前にステップ3のリピーティングやステップ4の オーバーラッピングの練習をしておくことで シャドーイングのハードルが下がり取り組みやすくなります。練習するのにもやる順番が大事と言うのはこのためで、いきなりシャドーイングから始めてしまうと 難易度が高すぎて 挫折してしまうことにもなりかねません。 

シャドーイングは1回や2回やっただけで簡単に習得できるものではありません。あらかじめそのつもりで覚悟を決めたら、あとはすらすらシャドーイングできるようになるまで何度も何度も練習するのみです!

ステップ6)音読トレーニングの総仕上げ

ステップ5まで終了したら、一通りテキストを見ないでリスニングしてみましょう。
いちばん最初にリスニングしたときに比べて聞き取れる英語の音が格段に増えているはず!自分の成長を感じられる嬉しい瞬間です。

これまで何度も繰り返し練習してきているので英文テキストを覚えてしまっているかもしれません。 暗記してしまって良いのかなと心配になるかもしれませんが 、むしろ暗唱できるぐらい覚えていればしめたもの!この調子で、今度はまた別の音声素材を使ってステップ1から回してみてくださいね。

トレーニング注意点ここだけ気をつけて!

注意を促す画像です

ここまで6つのステップに分けてリスニング力をアップさせる音読トレーニング方法をお伝えしてきましたが、いくつか注意して欲しいことがあります。

ステップ1〜6まで一貫して同じ音声素材を使いましょう

ステップが進むにつれて、例えばディクテーションで使った音声素材とオーバーラッピングで使う音声素材で別のものを使わないと言うことです。一貫して同じ音声素材でディクテーション→リピーティング→オーバーラッピング→シャドーイングと進めてください。

違う音声素材でやる場合は、1つの素材でステップ6まで全てやり切った後に、別の素材を使ってまたステップ1〜6まで網羅していきましょう。同じ素材で全てのトレーニングを順番に完結していくことがスキルアップの秘訣です。

無理のない勉強スケジュールを立てよう

やる気を持って取り組むのは素晴らしいことですが、途中で挫折しないためにも無理なスケジュールを組むのは禁物です。

朝活として毎日1時間、寝る前に1時間、休み時間に30分など、無理なく学習できそうな時間帯を決めて、決めた時間には必ず毎日取り組むようにしましょう。

毎日が無理な場合は週5回、週3回でも良いので決めた曜日に必ず取り組みます。あらかじめ手帳などに記しておいてこの日のこの時間は英語学習タイム!と自分で自分に予約を入れておけば実行しやすくなりますよ。

音読トレーニング6ステップのおさらい

最後に、ここまで解説してきた「リスニング力を爆上げする6STEP」をおさらいします!

STEP1)まずは英文を見ないでリスニング

STEP2)ディクテーション

STEP3)リッスン&リピート

STAP4)オーバーラッピング

STEP5)シャドーイング

STEP6)仕上げのリスニングで総仕上げ!

これを「1つの音声素材で」「毎日決めた時間に」「自分にできる無理のない範囲で」繰り返し継続していきましょう!

決して簡単ではありませんが、ここまでできればリスニング力は爆上がりします。今日からコツコツ取り組んでみてくださいね。

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WRITER この記事を書いている人

MAKI

3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。

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