
英語の勉強をしていると、
「この文法、よくわからないな」
「この構文はどういう意味なんだろう?」
と手が止まってしまう瞬間がありますよね。
そんなときのために、日頃からわからないときにさっと調べられる文法書を1冊、手元に置いておいて欲しいと思います。
どんな文法書を選んだら良いかわからないという方のために、私のおすすめの本を3つご紹介します。
目次
英文法おすすめ参考書3選
英語学習中の人で、特に英検準1級や1級になると、長文の中に大学受験に必要なレベルの複雑で難易度の高い文法も出てきます。
そんな文法に出会ったときにどうしていますか?なんとなく理解しないまま放置しておくと、また次に同じような文章に出会ったときにまた理解できないという状態を繰り返してしまいます。
そうならないために、わからないものが出てきた時にサッと調べられる文法書を1冊、常備しておきましょう。これがあるのとないのでは大違いです。
本記事ではあなたの英語学習の相棒としておすすめしたい、実際に私が愛用している参考書を3つご紹介します。自分に合うものを見つけて、ぜひ常に手元に置いてくださいね。
おすすめ参考書①総合英語<Evergreen>
Eveegreen
Evergreenは一般の学習者に広くお勧めできる一冊で、英語を勉強しようと思うならまずはEvergreenと言えるくらいおすすめです。
実は私の手元にあるのはEvergreenの前身の「Forest」です。
Forestは私の学生時代からとても人気のあった参考書なのですが、現在は新版のEvergreenに変わっています。
<Evergreenの特徴>
★全レベルの人向け★
・高校英語から大学受験に必要な英語まで余すところなく解説されている
・英語学習者にとって必要な文法知識が網羅
・優しすぎず、難しすぎずのレベル感
・解説も簡潔にしてわかりやすい
・簡単なチェックテストが随所にあるので理解度チェックもできる
Evergreenは非常にバランスの良い優れた英文法書といえます。Evergreenに準拠した問題集もあり、Evergreenとセットで使っている学生さんも多いです。
学習中に文法でわからないところを確認するのに非常におすすめです 。
ちなみにEvergreenの前身のForestも非常に優秀で人気のある参考書ですが、今はもう廃盤になっています。Forestの方がもっと良かったという声もあるくらいで、たまにメルカリに出品されていることもあります。興味のある人はチェックしてみても良いかもしれません。
おすすめ参考書②表現のためロイヤル英文法
実践ロイヤル英文法
前述のEvergreenと比べると、こちらの「ロイヤル英文法」は上級者向けで、本の厚みもこちらの方が分厚いです。
難易度の高い英文法をほぼ網羅していて、大学受験に必要な英文法、それもかなり深いところまで知識が得られる内容です。
受験英語にとどまらず、ネイティブの使い方にも踏み込んでいます。英検1級くらいの実力を持っている人におすすめできるレベル感です。
<特徴>
★上級者向け★
・例文が豊富
・文法は言語学的な詳しい解説がされている
・ネイティブの言葉の使い方も含まれている
・確認問題、実践問題で理解度チェックもできる
・解説が丁寧、それでいてマニアックすぎない
・例文集とそれに準拠したCD付き
音声CDも付いているので音で例文を聞いて理解するという使い方もできます 。
私自身も生徒さんから文法の使い方や細かい違いなどについて深い質問をされたときに、この「実践ロイヤル英文法」を参考にして回答することもあります。
私のように英語を教えている人や、英文法の知識をより深めて習得したい人におすすめです。
同シリーズの青色の「徹底例解ロイヤル英文法」もありますが、こちらに比べると「実践ロイヤル英文法」の方がカジュアルな印象です。
おすすめ参考書③1億人の英文法
1億人の英文法
1億人の英文法は、英語学習者さんたちの間では有名な参考書です。こちらは辞書として使うというよりは読み物として利用できる感じです。
著者はNHKのラジオ英会話に出演している大西泰人先生で、面白く学べるように工夫された 文法書です。
<特徴>
★一般向け★
・文法を楽しく学べる
・難しい文法用語を使っていない
・辞書的に使うというよりは、読み物として使う
・イラストや写真を多用して文法をイメージとして理解できる
英文法が苦手な人や嫌いな人にも理解しやすいように、わかりやすく面白く、噛み砕いて解説しています。
動詞や前置詞なども、イメージ図でわかりやすく掲載してくれていたりと、分かりにくい文法を理解しやすくする工夫が随所に見られます。
1つ欠点があり、索引がありません。
「Evergreen」や「実践ロイヤル英文法」は巻末に索引があって、わからないところは単語を頼りに辞書を引くように調べられるのですが、本書ではそれがなく、調べものをしたい場合には少々不便です。
目次から探すこともできますが、やはり調べ物は索引があった方が便利だなと思います。
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常に手元に置いて辞書のように調べ物をするには「Evergeen」や「ロイヤル英文法」。難しい文法を調べながら楽しく理解したい場合は「一億人の英文法」というように使い分けると良いでしょう。
私の場合は指導に必要なこともあって3冊全部併用していますが、皆さんはいきなり全部を購入しなくても良いので、まずはお気に入りの1冊を選んでみてはいかがでしょうか。
番外編:Practical English Usage
Practical EnglishUsage
番外編になりますが、最後に1つご紹介したいのは「Practical English Usage」。本書は中身が全て英語で書かれたネイティブ向けの英文法書です。
英語講師(特に英語で英語を教える人)や、英英辞典が好きな人におすすめです。
<特徴>
★指導者向け★
・解説も全て英語
・英語を英語で考え、理解する英語脳が身にがつく
・英語で英語を教える人の参考書になる
・英語で英語を学びたい人にも向いている
英語で英語を教える場合、当然英文法も英語で教えないといけません。
例えば不定詞とはどんな役割でどんなふうに使うのか、ということを英語で伝えるにはどのように説明したら良いだろう・・?なんて悩んだときに「Practical English Usage」が使えます。
実際に、私がイギリスで講師トレーニングを受け資格を取っている最中に、実習で外国人に英文法をオールイングリッシュで教える場面がありました。そのときにも「Practical English Usage」にとても助けられました。
関係代名詞や仮定法を英語で教えた経験があるのですが、なんて伝えよう。。と悩んだ時に本書が本当に役に立ちました。
私の受講生さんに高校の英語教師の方がいらっしゃるのですが、やはりオールイングリッシュでの授業をしなければならないそうで、そのような指導者さんにも本書は非常に役立つと思います。
英語講師でなくとも、「英語で英語を理解したい」「英語脳を鍛えたい」という人も、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
私が常に手元に置いている3つの参考書と、英語講師向けのおすすめ本をご紹介しました。
参考書選びの際には「詳しさ」「わかりやすさ」「検索のしやすさ」などを参考に自分に合ったものを選ぶと良いです。
わからない時にいつでもすぐに調べられる相棒(参考書)がいると、わからないことをそのまま放置してしまうことなく、英語をより確実に定着させることができます。
あなたに最適な1冊を選んで、ぜひ英語学習の相棒にしてくださいね。
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WRITER この記事を書いている人

MAKI
3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。
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