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【oneとitの違い】使い分けできてますか?初心者向けに解説!

【oneとitの違い】使い分けできてますか?初心者向けに解説!

WRITER MAKI

「it」と「one」は、どちらも「それ」という意味の指示代名詞。ですが両者の違いがわかりにくいという声をよく耳にします。

一見似たような「it」と「one」。この2つには明確な違いがあります。 どんな時に「it」を使ったらよいのか?またどんなときに「one」を使ったら良いのか?

今回は、両者の違いについて初心者さんにもわかりやすく解説します!

指示代名詞とは

そもそも指示代名詞とはなんでしょうか。

人を指し示す代名詞(人代名詞)に対し、事物や場所、方角などを示すのが指示代名詞です。

これ、ここ、そちら、それ、そこ、そちら、あれ、あそこ、あちら

などです。

今回はこの指示代名詞の中でも「それ」を示す「it」「one」 の使い分けについて学んでいきましょう。

実は「it」と「one」、使い方を取り違えるとあなたは「ジャイアン」になってしまう恐れがあります!どういうことなのか、しっかり解説していきますよ(笑)。

指示代名詞「it」と「one」の使いわけ方

まず結論からお伝えしますと、

it :特定のものを指す「それ、そのもの」
one:同じ種類のものを指す「それと同じもの」

このような使い分けになります。

これだけ見てもピンと来ないかもしれません。具体的な会話を例に見ていきましょう。

例1)こんな会話シーン。

わたしが、あなたが持っているバッグを見た時にこんな言葉を発したとします。

パターン①

I like your bag.
「素敵なバッグだね」
I want it.
「それが欲しいな。」

パターン②

I like your bag.
「素敵なバッグだね」
I want one.
「同じものが欲しいな。」

両者の微妙な違いが分かるでしょうか。
どちらも「私、それが欲しい」と言っていますが、どんな違いがあるでしょうか?
どちらが、「ジャイアン」になりそうですか?

それでは解説します。

it :特定のそれ(そのもの)
one:同種類のそれ

なので、

「I want it.」

と言った場合は、

「それ(そのもの)が欲しい」

つまり…相手がいま持っているバックそのものを欲しいと言っていることになるんです。あなたの持っているそのバックを欲しがっていることになります。言い方が強いとお前のものは俺のもの、まるでジャイアンになってしまう可能性が(笑)

一方で、

「I want one.」

と言った場合には、それと「同じもの」が欲しい。という意味になります。

つまり、あなたが持っているバックを欲しい…ではなく、同じバックをどこかで手に入れたいという意味。

ということで、

it :特定「それ、そのもの」
one:同種類のもの「それと同じもの」

という違いがお分かりいただけたでしょうか。

もう一つ例挙げてみましょう。

例2)こんな会話シーン

パターン①

I’ve lost my umbrella.
「傘をなくした。」
I’m looking for it.
「それ(なくした傘)を探している」

これは、

そのもの=なくした傘

を、探しているのですね。

パターン②

I’ve lost my umbrella.  
「傘をなくした。」
I have to buy a new one.
「新しいそれ(傘)を買おう」

ここでのoneは、

同じもの≠なくした傘

ですね。

なんとなく分かってきたでしょうか。

itもoneも、まず会話の中に名詞が出てきて、その後の会話でその名詞についてitやoneで指しています。

「one」は「a(an)+ 名詞」の代わりになり、
「it」は「the + 名詞」の代わりになります。

このように覚えると分かりやすいかもしれません。

「one」と「it」の違い、意識して使い分けてくださいね!

「a」「the」の使い分けについては下記の記事をぜひ参考にしてください。

↓↓↓

「one」の使い方いろいろ

「one」には 他の使い方もあるので解説していきます。

例3)形容詞がつくone

Which is your car, black one or white one?
「どちらがあなたの車ですか、黒い方?白い方?」

この場合も、黒い車なのか 白い車なのか、 車そのものではなく車の種類(色)をさしているのでoneを使います。

さらに、「黒い」「白い」と形容詞をつけています。このように black car をblack one と表現することができるのです。

また、oneを複数形で使う場合もあります。

例4)複数形で使うone

White cars are more popular than black ones in Japan.

「日本では、白い車のほうが黒い車よりも人気があります」

これは、私が車を買う時、ディーラーさんが言っていたことです。これ聞いて、白の車を買いました、という話です(笑)

この場合、不特定多数の車をさしているので「ones」になります。

様々なitとoneの使いかた、段々イメージがつかめてきたのではないでしょうか?日々の会話の中でも意識して使い分けてくださいね。

oneとitをしっかり使いわけてスムーズな会話を目指そう

「それ、そのもの」をさす「it」と、「それと同じもの」をさす「one」。使い分けを間違えて、あなたのカバンが欲しい!(あなたのカバンをちょうだい!にも聞こえる)なんて言ってしまい相手に誤解を与えないためにも(笑)、正しく使い分けて会話上手になりましょう!

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この記事は動画でも詳しく解説しています。こちらもぜひ見てくださいね!
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WRITER この記事を書いている人

MAKI

3ヶ月で必ず目標達成をさせる英語コーチ。オンライン(Zoom)で英語コーチングプログラムを提供。世界でもっとも認知度の高い国際的英語指導資格(ケンブリッジCELTA)を持地、1000人以上の英語指導経験から、お一人お一人にあった英語学習戦略を組み立て、徹底サポート。自身が「英語が話せない」「TOEIC490点」「長い英語コンプレックス」という状態から、ほぼ独学で、TOEIC960点、英検1級、通訳・翻訳をこなすスピーキング力を身につけた逆転の女王(笑)へ!「英語が苦手!嫌い!」という学習者の気持ちが熟知し、1日も早く英語マスターへと導くお助けマンです。

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