大学入学共通テストの導入によって、英検の形式も大きく変更します。今回は新方式の英検がどのようなものなのか解説していきます。従来型の英検とどのような点で異なるのか知りたい方はぜひご参考になさってください。

2020年度より導入される大学入学共通テストの「大学入試英語成績提供システム」を利用するにあたり、英検の方式が変わることが発表されました。今回の記事では、大学入試英語成績提供システムに利用できる英検を新方式、これまで行われてきた英検を従来型と区別して呼びます。新方式と従来型ではどのような違いがあるのでしょうか？

新方式の英検によって英検の種類は少し複雑になります。これからの英検がどのようなものになるのかまとめましたので、以下を参照してください。

これからの英検は試験内容が4種類になります。それぞれどのようなものなのか見ていきましょう。

4つの試験のうち、大学入学共通テストの大学入試英語成績提供システムに利用できるのは①〜③となります。④に関しては大学入試英語成績提供システムを利用しない推薦入試やAO入試、一般試験で利用することが可能です。

上記の表は2018年12月7日時点に公益財団法人 日本英語検定協会から発表された2019年度に関する情報です。

2020年度に関する情報は、決まり次第発表という形を取っています。「英検2020 2 days S-Interview」は2019年度の実施が見送られたため、対象者については空白にさせていただきます。